EXHIBITIONS
名古屋ボストン美術館 最終展 ハピネス ~明日の幸せを求めて
世界屈指の規模と知名度を誇るボストン美術館の姉妹館として1999年に開館した名古屋ボストン美術館は、以来、その豊富で広範な約50万点のコレクションからの名品や、これまで鑑賞の機会がなかった作品を魅力的なテーマで紹介してきた。20年間にわたる活動を締めくくる最終展では、古今東西の人々が求めてきた「幸せ(ハピネス)」に思いを巡らせる。
本展では、これまでの展覧会でやって来た懐かしい作品の数々に加え、初出品作、さらに本展のために修復された曾我蕭白による幻の襖絵《琴棋書画図》(きんきしょがず)を展示。
ルノワールやミレーなどが家族や友人といった親しい関係を描いた作品から、宝船に七福神、鶴に亀など縁起物のモチーフから豊かさを求める人々の思いを見ることできる工芸品、素朴ながら味わい深い生活を彩ったアメリカン・フォークアート、そして個々人の価値観が多様化する現代におけるアーティストたちの表現まで、ボストン美術館の作品他約80件を通して、自分なりの幸せとは何かを考えたい。
本展では、これまでの展覧会でやって来た懐かしい作品の数々に加え、初出品作、さらに本展のために修復された曾我蕭白による幻の襖絵《琴棋書画図》(きんきしょがず)を展示。
ルノワールやミレーなどが家族や友人といった親しい関係を描いた作品から、宝船に七福神、鶴に亀など縁起物のモチーフから豊かさを求める人々の思いを見ることできる工芸品、素朴ながら味わい深い生活を彩ったアメリカン・フォークアート、そして個々人の価値観が多様化する現代におけるアーティストたちの表現まで、ボストン美術館の作品他約80件を通して、自分なりの幸せとは何かを考えたい。