EXHIBITIONS

N.E.blood 21 vol.67

是恒さくら展

2018.05.03 - 06.17

是恒さくら 「story whaling」展示風景 2018 撮影=鹿田義彦

是恒さくら ありふれたくじら Vol.1 網島/鮎川浜(部分) 2016

是恒さくら ありふれたくじら Vol.1 網島/鮎川浜(見開き) 2016 撮影=根岸功

是恒さくら 「ありふれたくじら」展示風景 2017

是恒さくら ありふれたくじら Vol.4 網走のカラス(部分) 2017

是恒さくら 「story whaling」展示風景 2018 撮影=鹿田義彦

 精力的に制作、発表を行う東北・北海道在住若手作家に焦点を当てるシリーズ企画「N.E.blood 21」の第67回では、山形県在住の作家、是恒さくらを紹介する。

 是恒は1986年広島県呉市生まれ。2010年に米国アラスカ州立大学フェアバンクス校を卒業、17年に東北芸術工科大学大学院デザイン工学専攻地域デザイン研究領域を修了し、国内外で作品を発表している。クジラと人間の関わりにまつわる調査・研究の成果が、物語や刺繍などによって表現される是恒の作品は、一般的な美術作品とは異なる「趣のある何か」をイメージさせる。

 本展では、クジラを捕食することを一つの接点として、価値観の多様性、「当たり前」の意味を問うことの必要性を投げかける。