EXHIBITIONS

What the f*** is happening in this Riv.  行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

2018.04.28 - 06.03

平敷萌子

鈴木飛馬

平敷萌子

水上愛美

安原千夏

 約1000年前の乱世を書いた鴨長明『方丈記』の冒頭「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」をタイトルに冠し、1990年代生まれの作家たちによる展覧会を開催する。

 参加作家は、電気ストーブと照明器具、扇風機のモーター、クリスマスツリーといった既製品を組み合わせた立体作品を制作することで他者の情報を得ようと試みる鈴木飛馬。そして非現実的な性質を持つ詩や物語をいかにして知覚化できるかを探求し、跳ね返らないバスケットボールや鳴らない鈴など、機能が失われたように見える「もの」を用いたインスタレーションを展開する平敷萌子、繊細に仕立てられる日常を絵画に描く水上愛美、映像の不可視性についての興味から、映像の世界とこちらの世界をつなぐ「スクリーン」に着目した作品を手がける安原千夏の4名。