EXHIBITIONS
山下拓也
Yanping N. Rd. Sec. Y
展示空間や素材にまつわる物理的条件や歴史的逸話を巧みに利用しながら、異形の立体や版画、写真、ドローイングなどをつくり出し、大規模なインスタレーションを展開する山下拓也。
見知らぬマスコットやキャラクターの図像をまとって現れる大がかりな造形物は、その多くが脆弱な素材によってかろうじて立ち上がり、虚構から現実に呼び起こされた亡霊のように佇み、実体のない仮象のようでありながら、いっぽうで自らのつぎはぎの支持体をわざと晒すことで、平面と立体を不可逆的にルーティングする作家のアプローチの特質を示している。
近年では、木版画とブラックライトによる一連のインスタレーションを継続的に制作。暗室化された空間に蛍光塗料で彩られた版画が紙細工のように立ち並び、ブラックライトによって煌々と照らし出され、切り貼りするように解体構築された立体図像が空間に溢れかえると同時に、描かれたイメージはアニマ(生命、魂)そのもののように自ら発光する。
TALION GALLERYでは1年半ぶりの発表となる本展。蛍光版画とブラックライトによるシリーズの新たな展開を提示する。
見知らぬマスコットやキャラクターの図像をまとって現れる大がかりな造形物は、その多くが脆弱な素材によってかろうじて立ち上がり、虚構から現実に呼び起こされた亡霊のように佇み、実体のない仮象のようでありながら、いっぽうで自らのつぎはぎの支持体をわざと晒すことで、平面と立体を不可逆的にルーティングする作家のアプローチの特質を示している。
近年では、木版画とブラックライトによる一連のインスタレーションを継続的に制作。暗室化された空間に蛍光塗料で彩られた版画が紙細工のように立ち並び、ブラックライトによって煌々と照らし出され、切り貼りするように解体構築された立体図像が空間に溢れかえると同時に、描かれたイメージはアニマ(生命、魂)そのもののように自ら発光する。
TALION GALLERYでは1年半ぶりの発表となる本展。蛍光版画とブラックライトによるシリーズの新たな展開を提示する。