EXHIBITIONS
吉川静子
私の島は何処
スイス構成主義や具体芸術の精神を持ち、チューリッヒを拠点に活動するアーティスト、吉川静子が約30年ぶりに日本で個展を開催する。
吉川は1934年福岡県生まれ。幼少期より音楽や言語、自然に強く関心を示し、津田塾大学で英文学を専攻、東京教育大学(現・筑波大学)に進んで建築と工業デザインを学んだ。60年に東京で行われた世界デザイン会議の通訳を務めたことをきっかけに、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンら、ヨーロッパのモダニズムを牽引した第一人者たちと出会い、63年にミューラー=ブロックマンのスタジオに参加。マックス・ビルやリチャード・ポール・ローゼの作品を通して知られる、スイス構成主義や具体芸術を下敷きに、アーティストとしてのキャリアをスタートさせた。
本展は、幾何学の合理的な原則に基づき、日本の感性を思わせる詩的な純粋さと軽快さをつなげて生み出される、吉川の作品を日本で改めて紹介する。
吉川は1934年福岡県生まれ。幼少期より音楽や言語、自然に強く関心を示し、津田塾大学で英文学を専攻、東京教育大学(現・筑波大学)に進んで建築と工業デザインを学んだ。60年に東京で行われた世界デザイン会議の通訳を務めたことをきっかけに、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンら、ヨーロッパのモダニズムを牽引した第一人者たちと出会い、63年にミューラー=ブロックマンのスタジオに参加。マックス・ビルやリチャード・ポール・ローゼの作品を通して知られる、スイス構成主義や具体芸術を下敷きに、アーティストとしてのキャリアをスタートさせた。
本展は、幾何学の合理的な原則に基づき、日本の感性を思わせる詩的な純粋さと軽快さをつなげて生み出される、吉川の作品を日本で改めて紹介する。