EXHIBITIONS
向山喜章「Maruyulate / Marugalate」
ワックスを素材にした作品を通じ、移ろい変わりゆく光を留める方法を長年に渡って探求してきた向山喜章。近年ではキャンバス作品を制作し、光そのものをいかにしてキャンバス上で生成できるかという試みを続けている。
向山は、これまで開催した「Luminous / Lunar」(2016)で自然光の淡い存在感(うつろう光の突端部分)を提示する作品を、「Veda / Vendarta」(2017)では光に奥行きを与える闇の存在とともに光の当たり方によって表情を大きく変化させる作品を発表。本展は2つの展覧会に続き、光の存在態について、ワックス作品とキャンバス作品の2方向からアプローチをする3部作のひとつを成す。
心のなかに月明かりを想い、その光の在り様と自己の存在を重ね合わせる瞑想方法「月輪観」の体験を起点に据え、古くから人々の精神、文学や芸術における重要なテーマともなってきた「月明かり」の様相をとらえる新作のキャンバス作品と未発表のワックス作品を展示する。
向山は、これまで開催した「Luminous / Lunar」(2016)で自然光の淡い存在感(うつろう光の突端部分)を提示する作品を、「Veda / Vendarta」(2017)では光に奥行きを与える闇の存在とともに光の当たり方によって表情を大きく変化させる作品を発表。本展は2つの展覧会に続き、光の存在態について、ワックス作品とキャンバス作品の2方向からアプローチをする3部作のひとつを成す。
心のなかに月明かりを想い、その光の在り様と自己の存在を重ね合わせる瞑想方法「月輪観」の体験を起点に据え、古くから人々の精神、文学や芸術における重要なテーマともなってきた「月明かり」の様相をとらえる新作のキャンバス作品と未発表のワックス作品を展示する。


