EXHIBITIONS

重田佑介 個展「連続と非連続の汀で|Continuous and Discontinuous of Migiwa」

2026.06.19 - 07.25
 Otherwise Galleryで、重田佑介による個展「連続と非連続の汀で|Continuous and Discontinuous of Migiwa」が開催される。

 重田は、映像やアニメーションの原理に着目しながら、デジタル技術と知覚の関係を探求してきたメディアアーティストである。フェナキストスコープやゾートロープをはじめとする「広義のアニメーション」への関心を起点に、デジタルのピクセルを仮想世界と実世界をつなぐ接合点として捉え、空間的に鑑賞・体験する大型インスタレーション映像を制作してきた。主な展覧会に「オープンスペース2011」(ICC、2011)、「キラキラ、ざわざわ、ハラハラ展」(横須賀美術館、2014)、「“ちり”も積もれば世界をかえる」(日本科学未来館、2021)、個展「しかくいけしき」(春日井市民ギャラリー、ふなばしアンデルセン子ども美術館、2022)、「知覚する装置」(DDD ARTギャラリー、2025)など。

 本展タイトルにある「汀(みぎわ)」とは、水と陸が出会う境界を意味する。固定された線ではなく、波によって絶えず姿を変え続ける場所でもある。重田は、「連続する現実」と「非連続な情報」のあいだに生じる境界や揺らぎに目を向けてきた。本展では、物質と情報、像と記号、時間と演算が交わる点を探求する。

 本展について重田は次のようにコメントしている。

「世界はどこまでも連続するものとして感じられる.
 連続は果てしない中間を内包し、無限の豊かさを湛えている.

 一方で情報は、非連続な断片として現れる.
 断片は扱いやすく、さまざまな操作や交換が可能であり、
 しばしば予期せぬ接続や偶発を呼び込む.

 物質と情報、像と記号、時間と演算、痕跡と記録——
 わたしの関心は連続と非連続が交差し、混じり合う地点にある.

 連続の大地へ架ける、非連続という橋.
 その往復運動として、わたしたちは存在している.

 【汀/みぎわ】 波が打ち寄せ、引いていく場所. 水際/みきわ.」(プレスリリースより)。