EXHIBITIONS
春季展「生誕260年記念 心のふるさと良寛」
江戸時代後期の詩歌・書に優れた托鉢僧、良寛は越後(新潟県)出雲崎の名主橘屋の長男として生まれ、18歳で出家し、越後を訪れた国仙和尚に従って備中(岡山県)玉島の円通寺に入った。10年余りの修行を経て、吉野・高野山・伊勢など諸国を行脚して帰郷。国上山の中腹にある五合庵や乙子神社の草庵に住庵した。
生涯寺を持つことなく名利にとらわれない生活を送り、清貧の中で生きとし生けるものすべてへの愛を失わなかった良寛。子供と遊び、友と語り、和歌や漢詩を詠んで書に興じた生き様や遺墨は、いまも多くの人々の共感を呼んでいる。
本展では、日本有数の良寛コレクター秘蔵の作品を中心に、およそ100点を展示。日本人の「心のふるさと」と評される良寛の魅力に迫る。
生涯寺を持つことなく名利にとらわれない生活を送り、清貧の中で生きとし生けるものすべてへの愛を失わなかった良寛。子供と遊び、友と語り、和歌や漢詩を詠んで書に興じた生き様や遺墨は、いまも多くの人々の共感を呼んでいる。
本展では、日本有数の良寛コレクター秘蔵の作品を中心に、およそ100点を展示。日本人の「心のふるさと」と評される良寛の魅力に迫る。