EXHIBITIONS

特別展

原安三郎コレクション 北斎×広重

2026.04.18 - 05.17, 2026.05.19 - 06.14
 京都文化博物館で、特別展「原安三郎コレクション 北斎×広重」が開催されている。

 葛飾北斎と歌川広重は、それぞれ「冨嶽三十六景」「東海道五拾三次之内」といったシリーズを手がけ、浮世絵における名所絵の可能性を広げた。北斎は大胆かつ独創的な構図によって自然の迫力とそのなかに生きる人間を描き、広重は穏やかな色彩感覚で季節の移り変わりや天候、人々の営みを表現した。対照的な作風を持つ両者の作品は、国内外に大きな影響を及ぼした。

 本展では、実業家・原安三郎が蒐集した作品約220件を公開。安三郎は、徳島藩の普請方をつとめた家系に生まれ、父親は徳島特産の藍を扱っていた。コレクションには、摺りの発色が鮮やかに保たれた作品が含まれ、当時の色彩を現在に伝えている。

 また、特別出品されている肉筆画を通して、浮世絵師の筆技を紹介する。あわせて、広重の「冨士三十六景」シリーズなど、同コレクションとして初公開となる作品も展示している。

 なお、本展は前後期に展示替えが行われた。