EXHIBITIONS

夜と美術

闇が流れる 月が舞う

2018.04.07 - 05.21, 2018.05.22 - 07.08

三浦明範 再生-月 1994 秋田市立千秋美術館蔵

三浦明範 再生-月 1994 秋田市立千秋美術館蔵

 古来より、月夜、星空、夜の静寂、夜のざわめき、闇の中の明かりなど、夜のイメージは絵画や音楽のテーマとして取り上げられてきた。本展では、夜の風景、夜の祭や人の暮らし、夜の天空を描いた絵画、冬の夜を撮影した写真、月を主題にした彫刻など、夜の造形を展示する。

 出品作家は古典技法を研究し、主に死生観をテーマとした作品を制作する三浦明範、なまはげなど秋田の風物や行事を日本画に描いた館岡栗山(りつざん)、数々の美人画を手がけた鏑木清方、月のイメージを女性に映した彫刻作品を発表する菅原綾希子ら。