EXHIBITIONS
少数精鋭の色たち
―DNPグラフィックデザイン・アーカイブより
様々な素材や媒体の開発、複製技術の発達や視覚メディアの普及などによって、視覚芸術における基本的な構成要素のひとつ「色彩」をあらゆる角度で自由に扱うことが可能になった今日。視覚芸術のひとつであるグラフィックデザイの中でもとりわけポスターは、他者に情報やメッセージを伝達するという目的で多くの色彩が駆使され、人々の視線を集めるべく華麗に表現されている。
しかし、技術面では無限の色彩表現が可能であるにもかかわらず、あえて色数を抑えて表現したポスターもある。過剰なほど色彩が氾濫する現代にあって、その潔さはかえって目を引き、力強い表現にも成りうるかもしれない。
本展では、CCGA所蔵のDNPグラフィックデザイン・アーカイブのポスターの中から、少数の選ばれた色を用いて制作された作品を展示。亀倉雄策、田中一光、福田繁雄、永井一正などデザイナーたちが限られた条件の中で最も効果的な表現を探り、思い思いに力をふるった挑戦の数々を展観する。
しかし、技術面では無限の色彩表現が可能であるにもかかわらず、あえて色数を抑えて表現したポスターもある。過剰なほど色彩が氾濫する現代にあって、その潔さはかえって目を引き、力強い表現にも成りうるかもしれない。
本展では、CCGA所蔵のDNPグラフィックデザイン・アーカイブのポスターの中から、少数の選ばれた色を用いて制作された作品を展示。亀倉雄策、田中一光、福田繁雄、永井一正などデザイナーたちが限られた条件の中で最も効果的な表現を探り、思い思いに力をふるった挑戦の数々を展観する。



