EXHIBITIONS
Drawing Social Impact キース・ヘリング:社会に生き続けるアート
1987年、20歳で故郷ペンシルバニア州からニューヨークへ渡ったキース・ヘリング。当時のニューヨークは不況下で暴力や差別が蔓延する反面、ヒップホップやグラフィティなどのストリート・カルチャーがつくり出される源泉に溢れていた。そんな街でカウンターカルチャーに大きな影響を受けたヘリングは、激動するニューヨークと、世界中の都市を駆け巡りながら、アートを通し様々なメッセージを発信し続けた。
本展では、新しく中村キース・ヘリング美術館の収蔵作品に加わる《オルターピース:キリストの生涯》(1990)を初公開。同作はヘリングが90年2月16日31歳で亡くなる数週間前に完成した最後の作品で、教会の祭壇のためのオルターピースとして現在世界の教会や美術館9箇所に収蔵されている。
また、3平方メートルを超える布に縦横無尽に人々が描かれた《無題(ピープル)》(1985)や、核放棄、反アパルトヘイト、エイズ予防、LGBTの認知など社会的な問題を取り上げたポスターも展示し、時代をたどりながら、ヘリングの生涯を振り返る。
本展では、新しく中村キース・ヘリング美術館の収蔵作品に加わる《オルターピース:キリストの生涯》(1990)を初公開。同作はヘリングが90年2月16日31歳で亡くなる数週間前に完成した最後の作品で、教会の祭壇のためのオルターピースとして現在世界の教会や美術館9箇所に収蔵されている。
また、3平方メートルを超える布に縦横無尽に人々が描かれた《無題(ピープル)》(1985)や、核放棄、反アパルトヘイト、エイズ予防、LGBTの認知など社会的な問題を取り上げたポスターも展示し、時代をたどりながら、ヘリングの生涯を振り返る。