EXHIBITIONS

描かれた女たち

女性像にみるフォルム/現実/夢

2018.01.06 - 03.21

東郷青児 ヴァイオレット(部分) 1949 笠間日動美術館蔵

 明治以降、大きく変化した日本絵画の人体像。対象を科学的に捉え、陰影法など立体感を表す描法と理想的身体像であるヌードの意味を学び、西洋近代的な概念を受容したことなどが理由に挙げられる。

 本展では、明治〜現代までに描かれた女性像約50点を女性の身体美に注目した「フォルム」、女性の姿をリアルに描いた「現実」、夢の中の女性として描いた「夢」の3つのテーマに分けて紹介。東郷青児、青木繁、竹久夢二らの作品を展示する。