EXHIBITIONS
アーカイブをアーカイブする
金サジ 髙橋耕平 田中秀介 麥生田兵吾
みずのき美術館は、障害者支援施設「みずのき」の絵画教室で制作された絵画作品を所蔵する美術館として知られる。2014年より、2万点近くの所蔵作品をデジタルアーカイブ化する取り組みを進めており、このたび、絵画、写真、映像と、取り扱うメディアが異なる4名のアーティストがアーカイブ作業を見つめ、展覧会としてその記録を紹介する。
参加作家は自身のルーツや日常の記憶を神話的世界へと転化させる作品を制作する写真家の金サジ、インタビューや観察、資料の解釈行為などを通し、他者や史実との対話をめぐる作品を発表する美術家の高橋耕平、身辺の当然を描き検証する画家の田中秀介、「Artificial S」という1つの主題に専念した写真作品を手がける麥生田(むぎゅうだ)兵吾。
本展の「アーカイブ」を「アーカイブする」という試みを通して、「記録する」こととはどのような取り組みなのか、情報が溢れる現代で異なる記録媒体が持つそれぞれの可能性や意義を探る機会をもたらすだろう。
参加作家は自身のルーツや日常の記憶を神話的世界へと転化させる作品を制作する写真家の金サジ、インタビューや観察、資料の解釈行為などを通し、他者や史実との対話をめぐる作品を発表する美術家の高橋耕平、身辺の当然を描き検証する画家の田中秀介、「Artificial S」という1つの主題に専念した写真作品を手がける麥生田(むぎゅうだ)兵吾。
本展の「アーカイブ」を「アーカイブする」という試みを通して、「記録する」こととはどのような取り組みなのか、情報が溢れる現代で異なる記録媒体が持つそれぞれの可能性や意義を探る機会をもたらすだろう。