EXHIBITIONS
石川真生展
大琉球写真絵巻
米軍統治下の沖縄に生まれ育ち、基地近くの外国人バーで働く女性たちや米兵の姿を赤裸々に撮影し、写真家としてデビューした石川真生。以後、沖縄で生きる人たちに熱い眼差しを向け、数多くの写真を撮り続けてきた。
石川が現在取り組むのは、沖縄の400年間の歴史を全4巻、長さ120メートルにおよぶ壮大な絵巻に表現した「大琉球写真絵巻」シリーズ。薩摩藩の琉球侵攻から続く沖縄の苦難の歴史の場面を友人らに再現してもらい、創作写真として撮影するという手法で、沖縄戦や米軍の新基地建設問題に至るまでの出来事を、怒りとユーモアを織り交ぜながら絵巻に完成させた。
本展では、沖縄以外では初となる「大琉球写真絵巻」の全パートを公開(前後期展示替え制で2巻ずつ展示)。作品を通して、沖縄の人々の不屈の魂と抵抗の歴史を伝える。
石川が現在取り組むのは、沖縄の400年間の歴史を全4巻、長さ120メートルにおよぶ壮大な絵巻に表現した「大琉球写真絵巻」シリーズ。薩摩藩の琉球侵攻から続く沖縄の苦難の歴史の場面を友人らに再現してもらい、創作写真として撮影するという手法で、沖縄戦や米軍の新基地建設問題に至るまでの出来事を、怒りとユーモアを織り交ぜながら絵巻に完成させた。
本展では、沖縄以外では初となる「大琉球写真絵巻」の全パートを公開(前後期展示替え制で2巻ずつ展示)。作品を通して、沖縄の人々の不屈の魂と抵抗の歴史を伝える。