EXHIBITIONS

歌川国貞展 〜錦絵に見る江戸の粋な仲間たち〜

2018.01.20 - 02.25, 2018.02.27 - 03.25

歌川国貞 仁木弾正左衛門直則 五代目松本幸四郎(部分) 文久3年(1863) 静嘉堂文庫蔵 前期展示(後期は複製展示)

歌川国貞 仁木弾正左衛門直則 五代目松本幸四郎(部分) 1863 静嘉堂文庫蔵 前期展示(後期は複製展示)

歌川国貞 当世三十弐相 ゑらい所のお娘御じゃ相 1820前後 静嘉堂文庫蔵 後期展示

歌川国貞 北国五色墨(花魁) 1815頃 静嘉堂文庫蔵 前期展示

歌川国貞 江戸自慢 四万六千日 1820前後 静嘉堂文庫蔵 前期展示

歌川国貞 卯の花月 19世紀半ば頃 静嘉堂文庫蔵 前期展示

 「錦のように美しい」と称され、江戸時代の庶民を熱狂させた多色摺木版画「錦絵」を紹介する展覧会が開催される。

 絵師、彫師、摺師の協力によって完成する綿絵。とりわけ、江戸時代後期を代表する浮世絵師、歌川国貞の美人画や役者絵がよく知られている。

 本展では、静嘉堂が所蔵する国貞の錦絵のなかから、顔の部分を画面一杯に描いた大首絵や風俗画など当時の江戸の雰囲気を色濃くたたえた名作を選んで展示。生き生きと活動する江戸の女性たちや、迫力ある歌舞伎役者の舞台姿など、鮮やかで美しい色彩とともに堪能できるだろう。(※会期中、作品の展示替えあり)