EXHIBITIONS
林勇気「灯をみる」
Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)で、林勇気による個展「灯をみる」が開催されている。
本展では、林の新作を展示するとともに、蝋燭の灯による幻灯機によってイメージを映写する「場と時間」をも作品として提示する。本展に先立って林は、「あなたにとって『忘れられない一日』の写真をそのエピソードとともに送ってください」と広くに呼びかけ、多くの「写真とそれにまつわるエピソード」を収集。寄せられた多くの人たちの「忘れられない一日」の写真からガラス製映写用スライドを制作し、蝋燭の灯を光源とするオリジナルの幻灯機によって、会場で映写する。こうして灯が消えるまでの間、暗闇に浮かび上がる「いつかの・誰かの」イメージは、その場にいる鑑賞者に見つめられ、共有される。
他者のプライベートな記憶の断片。記録と呼ぶには不確かな写真。蝋燭によって揺れる灯がつくりだす映像のようなうつろい。蝋燭が燃えつきることで浮かび上がる残像としてのイメージ。この「場と時間」で私たちが見つめ・共有する(した)ものははたして何なのだろうか。
本展では毎時00分ごとに、プロジェクターや照明の電源を切リ、オリジナルの幻灯機に蝋燭に火を灯したスライドの映写が行われる。
本展では、林の新作を展示するとともに、蝋燭の灯による幻灯機によってイメージを映写する「場と時間」をも作品として提示する。本展に先立って林は、「あなたにとって『忘れられない一日』の写真をそのエピソードとともに送ってください」と広くに呼びかけ、多くの「写真とそれにまつわるエピソード」を収集。寄せられた多くの人たちの「忘れられない一日」の写真からガラス製映写用スライドを制作し、蝋燭の灯を光源とするオリジナルの幻灯機によって、会場で映写する。こうして灯が消えるまでの間、暗闇に浮かび上がる「いつかの・誰かの」イメージは、その場にいる鑑賞者に見つめられ、共有される。
他者のプライベートな記憶の断片。記録と呼ぶには不確かな写真。蝋燭によって揺れる灯がつくりだす映像のようなうつろい。蝋燭が燃えつきることで浮かび上がる残像としてのイメージ。この「場と時間」で私たちが見つめ・共有する(した)ものははたして何なのだろうか。
本展では毎時00分ごとに、プロジェクターや照明の電源を切リ、オリジナルの幻灯機に蝋燭に火を灯したスライドの映写が行われる。