EXHIBITIONS
前田紗希「constancy of space」
京都 蔦屋書店 6Fアートウォールで、前田紗希「constancy of space」が開催されている。
前田紗希は、時間の堆積と境界をコンセプトに、一貫して抽象画を追求している。ペインティングナイフのみで油絵具を何十層にも重ねては削ることで、継続する時間の中で交わらない境界を表現している。本展は、「constancy of space(空間の恒常性)」と題して、「絵の具を何度も重ねることで現れる、線や面の関係とその恒常性は、絵画から空間へと延長する」ことを主張する。徹底的に温かみを排除し、多角形の中で最も単純な三角形が構成する画面からは、絵画が中心となって空間が変化することへの認識を生み出す。
前田紗希は、時間の堆積と境界をコンセプトに、一貫して抽象画を追求している。ペインティングナイフのみで油絵具を何十層にも重ねては削ることで、継続する時間の中で交わらない境界を表現している。本展は、「constancy of space(空間の恒常性)」と題して、「絵の具を何度も重ねることで現れる、線や面の関係とその恒常性は、絵画から空間へと延長する」ことを主張する。徹底的に温かみを排除し、多角形の中で最も単純な三角形が構成する画面からは、絵画が中心となって空間が変化することへの認識を生み出す。

