EXHIBITIONS
BACK AND FORTH 柏原えつとむ展・想図「Sの迷宮」
1941年神戸に生まれ、多摩美術大学で絵画を学んだ柏原えつとむは、60年代後半より芸術の基盤を問う作品を手がけてきた。「概念派」あるいは「非物質」の作家として注目されるが、時代の動向に左右されることのない堅固な制作姿勢を貫く。
本展では、70年代の平面作品を中心に数点を展示すると同時に、89年の自身の個展「想図〈Sの迷宮〉」を考察するインスタレーションを発表。「S」の記号と共に、迷宮のような構図が描かれたキャンバスやガラス片、ボール紙が壁面に配され、直感と想像力を働かせながら多次元空間を浮遊するかのような空間をつくり出す。
本展では、70年代の平面作品を中心に数点を展示すると同時に、89年の自身の個展「想図〈Sの迷宮〉」を考察するインスタレーションを発表。「S」の記号と共に、迷宮のような構図が描かれたキャンバスやガラス片、ボール紙が壁面に配され、直感と想像力を働かせながら多次元空間を浮遊するかのような空間をつくり出す。


