ギャラリー16

　ギャラリ—16は、1962年の画廊開設以来、今日まで現代美術を指向するギャラリ―として運営。つねに時代を画する表現とかかわることを主眼に活動し現在に至る。
　
　その時々に展覧会のなかで見てきた質の高い表現を歴史の彼方に追いやることなく、現時点でもう一度焦点を当て再考する企画「BACK&FORTH」をはじめ、「いま」を的確にとらえ、ユニークな表現を始めた若い作家の個展やグループ展も積極的に開催している。

　また、2012年には50年史の記録集を刊行。ギャラリーとかかわりのある作家を招いて、60年代〜2000年の美術を取り巻くトークイベントの集録と過去50年間の全展覧会記録を掲載している。

　2020年以降より、ギャラリーコレクションを中心に大胆な視点と会場構成による「グレートウォール」と名づけた企画展を開催している。

　取扱作家は、植松奎二、柏原えつとむ、岸田良子、櫻井類、庄司達、谷原菜摘子、日高理恵子、安喜万佐子ほか。