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EXHIBITIONS

長嶋五郎+植田工2人展

代官山 蔦屋書店
2024.02.01 - 02.20

(左)植田工 A Girl − A Woman 2024
(右)長嶋五郎 Snacks on a Silver Bowl 2024

 代官山 蔦屋書店で、画家・長嶋五郎と植田工の二人展が開催される。

 雑誌や広告媒体においてイラストレーターとして活躍してきた長嶋と、脳科学者の茂木健一郎に師事した植田。それぞれに異なる経験を持ち、固有のマチエールや筆致を追求しながらも、どこか共通した魅力が漂っている2人の新作を紹介する。本展に際し長嶋と植田は、以下のステートメントを発表している。

「十代で初めて出会った、手垢にまみれて陽灼けした中古レコードのジャケットや古着のTシャツの掠れて変色したプリントなどの何十年とかかって経年劣化したグラフィックに有機的な物語性の魅力を感じ、その風合いをオマージュ的に油彩として既視感と同時に未見の質感にもアプローチしている」。(長嶋五郎)

「学芸大学駅のマッターホーンというケーキ屋さんは生まれる遥かまえ1952年からあって、地元の田舎町のケーキ屋さんという感じです。物心ついた頃からあのボクトツとしたパッケージの絵が好きだった。『洋菓子』と名付けられるケーキとヨーロッパのどこかを彷彿とさせてくれる鈴木の絵の組みあわせに、西洋とはこういう感じなんだなという感覚を植え付けられたような気がする。
 この土地に粘りついた東京の田舎者の西洋への憧れ、いくら取り繕っても絵には自分の経験しか現れないものだと最近実感する。透けてみえるといいますか。今回の展示作品のなかの何枚かはすでに発表した絵の上に描き重ねている絵もある。思春期から変わらない確かなもの絶対的なものこそ絵で表さなくてはならないと取り組んでいた、自然と現れた絵の存在とその時間こそがという気が最近はしている」。(植田工)