EXHIBITIONS
玉山拓郎、山本悠「ポリネシアンじゃだめですか?」
椅子やキャビネットといった日常的なものを配置し、鮮やかに彩られた壁や照明でプライベートな痕跡をかき消した宇宙的な空間をつくり上げる玉山拓郎と、緩やかな筆致でドローイングや絵本などを制作する山本悠の二人展を開催する。
玉山は近年、映像作品をインスタレーションに組み込み、入れ子状となった抽象空間で鑑賞者の居場所を白昼夢のように思わせる作品を発表。山本は下側が黄色く塗り分けられた紙を円筒形にまるめて渡すパフォーマンス作品《フリービール》など、ドローイングを様々な形態や用途に拡張させながら、ユーモラスで逸脱的な思考を縦横無尽に展開してきた。
本展では、二人が手がけたインスタレーション、イラストレーションによって、「追憶や内省が否定された後の、世界の残像と美と享楽」を提示する。
玉山は近年、映像作品をインスタレーションに組み込み、入れ子状となった抽象空間で鑑賞者の居場所を白昼夢のように思わせる作品を発表。山本は下側が黄色く塗り分けられた紙を円筒形にまるめて渡すパフォーマンス作品《フリービール》など、ドローイングを様々な形態や用途に拡張させながら、ユーモラスで逸脱的な思考を縦横無尽に展開してきた。
本展では、二人が手がけたインスタレーション、イラストレーションによって、「追憶や内省が否定された後の、世界の残像と美と享楽」を提示する。