EXHIBITIONS
ザ・トライアングル
「八幡亜樹:ベシュバルマクと呼ばないで//2022」
京都市京セラ美術館でザ・トライアングル「八幡亜樹:ベシュバルマクと呼ばないで//2022」が開催されている。
八幡亜樹は1985年東京都生まれ。2010年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。長らく「辺境」に着目し、独自の取材調査をもとに映像インスタレーションを制作してきたアーティストだ。
本展では、八幡が近年強い関心を寄せる 「手食」をテーマに、カザフスタンとキルギスの伝統的な肉料理であるベシュバルマクに焦点を当てた新作を発表。手食を 「人類のパフォーマンス」と表現する八幡は、文明の発達とともに失われていく手食の面影や痕跡、現在の在り方を調査し、アーカイブしていくとともに、行為としての手食に身体性や感覚の解放と拡大、人と人との結びつきや自他の共通性を見出してきたという。
会場では、現地での映像のほか、ベシュバルマクの記憶をめぐるカザフスタン人女性の詩や戦争で故国を離れたロシア人男性の詩、カザフスタン人アーティストによる作品全体を繋ぐラップ音楽、ファッション広告のようにも見えるバナーで構成されたインスタレーションなどが展示されている。
なお、3月5日には講演室(本館地下1階)でアーティストトークも開催される予定だ。
八幡亜樹は1985年東京都生まれ。2010年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。長らく「辺境」に着目し、独自の取材調査をもとに映像インスタレーションを制作してきたアーティストだ。
本展では、八幡が近年強い関心を寄せる 「手食」をテーマに、カザフスタンとキルギスの伝統的な肉料理であるベシュバルマクに焦点を当てた新作を発表。手食を 「人類のパフォーマンス」と表現する八幡は、文明の発達とともに失われていく手食の面影や痕跡、現在の在り方を調査し、アーカイブしていくとともに、行為としての手食に身体性や感覚の解放と拡大、人と人との結びつきや自他の共通性を見出してきたという。
会場では、現地での映像のほか、ベシュバルマクの記憶をめぐるカザフスタン人女性の詩や戦争で故国を離れたロシア人男性の詩、カザフスタン人アーティストによる作品全体を繋ぐラップ音楽、ファッション広告のようにも見えるバナーで構成されたインスタレーションなどが展示されている。
なお、3月5日には講演室(本館地下1階)でアーティストトークも開催される予定だ。