EXHIBITIONS

アペルト06

武田雄介

金沢21世紀美術館|01.20 - 05.06

武田雄介 untitled[wallpaper] 2015

武田雄介 untitled[wallpaper] 2015

スタジオより

スタジオより

スタジオより

 新進気鋭の若手作家を中心に個展形式で紹介するシリーズ「アペルト」。6回目となる今回は、現在金沢を拠点に活動を行う武田雄介を紹介する。

 1985年広島に生まれた武田は金沢美術工芸大学で油絵を専攻し、2014年に同大学院博士後期課程を修了、その後絵画、写真、映像、音といった様々な素材を組み合わせたインスタレーションを発表してきた。武田は2016年10月より金沢21世紀美術館のプロジェクト工房をスタジオとして制作を進め、こうした滞在制作活動から生み出された最新の作品群が本展では紹介される。

 絵画、映像、ドローイング、塑像など多様なメディアはそれぞれ独立した作品として展示空間に配置されるが、一方でそれらは「イメージの奥行き/イメージの湿度」のテーマを通奏低音としつつ、層状に重なり合い、切断され、ずれ、変容し続け、不定のもの、あるいは未分明のものとして私たちの眼前にとどまる。こうした作品とその相関は「可視と不可視」「現実と虚構」といったイメージが包含する座標軸を浮動させ、私たちの知覚に揺さぶりをかけるだろう。