EXHIBITIONS
ネイサン・ラーナー 1913-1997
YOKOTA TOKYOは、シカゴを拠点に活動した作家、ネイサン・ラーナー(1913〜97)の展覧会を開催する。
ウクライナ系移民の家庭に生まれたラーナーは、若くして写真家でタイポグラフィの分野などでも活躍したラースロー・モホイ=ナジに才能を見出された。ニューバウハウスの第一期生として入学したラーナーは、のちに同校の指導者となり、バウハウス流のモダン・アートの継承者として、またシカゴ派の写真家のひとりとして知られるようになる。しかし、そのキャリアを通じてラーナーは写真にとどまらず、絵画や映画、プロダクトデザイン、建築に至るまで多岐にわたる領域で作品を制作した。
今回の展覧会は、ラーナーの初期の絵画作品や構成的レリーフ作品、光の実験による前衛的な写真、1930年代の困難な時代を生きた人々の表情をとらえたポートレイト写真を展示。さらに70年代日本で撮影された写真やプロダクトデザインの図面などを紹介し、ラーナーの多彩なキャリア全体を日本で初めて紹介する。
なお本展覧会にあわせて、カタログ『Nathan Lerner 1913-1997』(著=井口壽乃)が出版される。
ウクライナ系移民の家庭に生まれたラーナーは、若くして写真家でタイポグラフィの分野などでも活躍したラースロー・モホイ=ナジに才能を見出された。ニューバウハウスの第一期生として入学したラーナーは、のちに同校の指導者となり、バウハウス流のモダン・アートの継承者として、またシカゴ派の写真家のひとりとして知られるようになる。しかし、そのキャリアを通じてラーナーは写真にとどまらず、絵画や映画、プロダクトデザイン、建築に至るまで多岐にわたる領域で作品を制作した。
今回の展覧会は、ラーナーの初期の絵画作品や構成的レリーフ作品、光の実験による前衛的な写真、1930年代の困難な時代を生きた人々の表情をとらえたポートレイト写真を展示。さらに70年代日本で撮影された写真やプロダクトデザインの図面などを紹介し、ラーナーの多彩なキャリア全体を日本で初めて紹介する。
なお本展覧会にあわせて、カタログ『Nathan Lerner 1913-1997』(著=井口壽乃)が出版される。