EXHIBITIONS
日中国交正常化50周年記念
兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~
「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」が上野の森美術館に巡回。兵馬俑36体が来日する過去最大級の展覧会となる。
紀元前221年、秦の始皇帝は春秋戦国時代を終結させ、史上初めて中国大陸に強大な統一王朝を打ち立てた。わずか十数年のうちに秦は滅亡したが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑や、万里の長城といった数多くの遺物は、当時の絶大な国力を現代に伝えている。
兵士や馬の俑、その数およそ8000体の埋蔵が推定される始皇帝陵の兵馬俑坑。兵士や馬をかたどった像は、顔や体、服装の一つひとつが異なるといわれている。
本展では、戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が一堂に集結。なかでも、かつて11体しか確認されていない希少な将軍俑から、日本初公開となる1体も展示される。
また、中国国家一級文物(国宝級を指す中国国内の区分)を多数含む貴重な文物約200点も来日。戦国時代の極小の騎馬俑が、なぜ始皇帝陵の等身大の兵馬俑となり、漢代では再び小さくなったのかといった、古代中国の知られざる秘密をひも解く。
紀元前221年、秦の始皇帝は春秋戦国時代を終結させ、史上初めて中国大陸に強大な統一王朝を打ち立てた。わずか十数年のうちに秦は滅亡したが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑や、万里の長城といった数多くの遺物は、当時の絶大な国力を現代に伝えている。
兵士や馬の俑、その数およそ8000体の埋蔵が推定される始皇帝陵の兵馬俑坑。兵士や馬をかたどった像は、顔や体、服装の一つひとつが異なるといわれている。
本展では、戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が一堂に集結。なかでも、かつて11体しか確認されていない希少な将軍俑から、日本初公開となる1体も展示される。
また、中国国家一級文物(国宝級を指す中国国内の区分)を多数含む貴重な文物約200点も来日。戦国時代の極小の騎馬俑が、なぜ始皇帝陵の等身大の兵馬俑となり、漢代では再び小さくなったのかといった、古代中国の知られざる秘密をひも解く。