EXHIBITIONS
山室淳平 個展「Landscape」
EUREKAでは、山室淳平による個展「Landscape」を開催する。
山室淳平は1980年北九州市生まれ。2004年金沢美術工芸大学美術学部美術科油画専攻卒業、06年同大学大学院美術工芸研究科絵画専攻(油絵) 修了。その日に受けたインスピレーションを大切にしながら日記を書くように絵画を描いている。古代から続く土地の記憶や、人が記した歴史などが作家のイメージにあり、そこに、日々目にする場所や現象が重なって架空の場所が現れる。
本展では、画面上に入り込み疑似体験をしているような、不思議な世界が広がる新シリーズを発表する。福岡での2年ぶりとなる個展に寄せて、次のように述べている。
「日本の古典的な図像を参考に、日常で思い起こすことや目にするものなどを、線や形の勢い、新鮮さを全て残しながら描いていくと、断片的な描く行為が複雑に構築されて、画面上だけの場所ができあがる。その過程がとても興味深い。近年は災害を目の当たりにすることも多く、自然がもつ豊かさや力は、時に脅威を感じるものとなる。そのような脅威も絵画の中では時間とともに積み重なり、その場所を形作る一つの要素となる。目に見えるもの以外にもあらゆるものが積み重なりつづける場所という意味を込めて『Landscape』というタイトルとした(山室淳平)」。
山室淳平は1980年北九州市生まれ。2004年金沢美術工芸大学美術学部美術科油画専攻卒業、06年同大学大学院美術工芸研究科絵画専攻(油絵) 修了。その日に受けたインスピレーションを大切にしながら日記を書くように絵画を描いている。古代から続く土地の記憶や、人が記した歴史などが作家のイメージにあり、そこに、日々目にする場所や現象が重なって架空の場所が現れる。
本展では、画面上に入り込み疑似体験をしているような、不思議な世界が広がる新シリーズを発表する。福岡での2年ぶりとなる個展に寄せて、次のように述べている。
「日本の古典的な図像を参考に、日常で思い起こすことや目にするものなどを、線や形の勢い、新鮮さを全て残しながら描いていくと、断片的な描く行為が複雑に構築されて、画面上だけの場所ができあがる。その過程がとても興味深い。近年は災害を目の当たりにすることも多く、自然がもつ豊かさや力は、時に脅威を感じるものとなる。そのような脅威も絵画の中では時間とともに積み重なり、その場所を形作る一つの要素となる。目に見えるもの以外にもあらゆるものが積み重なりつづける場所という意味を込めて『Landscape』というタイトルとした(山室淳平)」。