EXHIBITIONS
アートラボ2022 第Ⅲ期
荒木優光 ダンスしないか?
長野県立美術館の本館2階では「アートラボ」を設置し、視覚以外の感覚も使った鑑賞が可能な「ラボラトリー(実験室)」となることを目指している。
2022年度の第3期展覧会「荒木優光 ダンスしないか?」で紹介する荒木優光は、音を聞くこと、またその環境そのものに着目し、様々な方法で音を聞く場(独自に『音場[おんば]空間』と呼ぶ)を構築することを基盤としているアーティストだ。「音の場を作ることは、音を聴くことから始まる」という荒木の作品には、「音をいかに聴くか/聴くことができるか」というテーマが通底しており、状況を設定すること自体を作曲行為であるととらえて制作している。
今回のアートラボでは、見ることと聴くことを行き来しながら鑑賞する作品を展示。レイモンド・カーヴァーの短編小説『ダンスしないか?』をヒントに、「リ‐サイクル」というキーワードに着想を得た無人の音楽劇を展開する。
展示室には使い古された家具やスピーカー、レコードが配置され、男女の歌声やピアノ演奏が響きわたる。音が録音・再生されることによって時間や場所を超えた再現性を持つ性質に、中古の品々や人々の関係性を重ね、それらが循環する様子を描く。
2022年度の第3期展覧会「荒木優光 ダンスしないか?」で紹介する荒木優光は、音を聞くこと、またその環境そのものに着目し、様々な方法で音を聞く場(独自に『音場[おんば]空間』と呼ぶ)を構築することを基盤としているアーティストだ。「音の場を作ることは、音を聴くことから始まる」という荒木の作品には、「音をいかに聴くか/聴くことができるか」というテーマが通底しており、状況を設定すること自体を作曲行為であるととらえて制作している。
今回のアートラボでは、見ることと聴くことを行き来しながら鑑賞する作品を展示。レイモンド・カーヴァーの短編小説『ダンスしないか?』をヒントに、「リ‐サイクル」というキーワードに着想を得た無人の音楽劇を展開する。
展示室には使い古された家具やスピーカー、レコードが配置され、男女の歌声やピアノ演奏が響きわたる。音が録音・再生されることによって時間や場所を超えた再現性を持つ性質に、中古の品々や人々の関係性を重ね、それらが循環する様子を描く。