EXHIBITIONS
糸井貫二木版画展
仙台市のGallery TURNAROUNDでは、糸井貫二(1920〜2021)による木版画展が開催される。
1960年代にパフォーマンス活動を展開した糸井貫二は、当時から「ダダカン」と呼称され、仙台を地盤としながらも全国的に知られてきた。
糸井はパフォーマンス活動を始める直前の50年代末頃から、木版画や俳句・詩を作成し、それらは自身の企画した個展や俳句俳石の同人誌などで発表。終生にわたった句作や、一時期作成された木版画は、糸井の「仙台−大森(東京)−中津(大分)」にわたる生活のなかから生みだされた。
本展では、木版画への取り組みなど、糸井の日常における思想と実践を探る手がかりになり得る50年代末からの表現活動と、その稀有な精神性について、そして当時の表現者たちのネットワークといった戦後前衛芸術の動向について、手元に残された自作の木版画や資料から探る。
1960年代にパフォーマンス活動を展開した糸井貫二は、当時から「ダダカン」と呼称され、仙台を地盤としながらも全国的に知られてきた。
糸井はパフォーマンス活動を始める直前の50年代末頃から、木版画や俳句・詩を作成し、それらは自身の企画した個展や俳句俳石の同人誌などで発表。終生にわたった句作や、一時期作成された木版画は、糸井の「仙台−大森(東京)−中津(大分)」にわたる生活のなかから生みだされた。
本展では、木版画への取り組みなど、糸井の日常における思想と実践を探る手がかりになり得る50年代末からの表現活動と、その稀有な精神性について、そして当時の表現者たちのネットワークといった戦後前衛芸術の動向について、手元に残された自作の木版画や資料から探る。