EXHIBITIONS

コケシスキー「Somewhere」

KYOBASHI ART ROOM
2022.09.28 - 10.08

コケシスキー Hole 2021
「KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう」優秀作品

コケシスキー A day of the two 2016 参考画像

コケシスキー Heap 2016 参考画像

コケシスキー Velouria 2020 参考画像

コケシスキー Freeze 2020 参考画像

 戸田建設株式会社が、2021年11月より主催する新進アーティストの活動支援プロジェクト「KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう」。第1回優秀作品の入選作家のひとり、コケシスキーによる個展「Somewhere」がKYOBASHI ART ROOMで開催される。

 本プロジェクトは、24年、新たな芸術文化の拠点として生まれ変わる「(仮称)TODA BUILDING」のオープンに先がけて、全4回にわたり実施するもの。優秀作品を各回2作品(合計8作品)選出し、優秀作品をTODAビル建設現場の仮囲いに掲出するとともに、京橋エリアでの個展開催の機会を提供する。

 今回、KYOBASHI ART ROOMで作品を展示するコケシスキーは、多摩美術大学デザイン科を卒業後に渡米。Pratt Institute(ニューヨーク)を卒業、MFA取得。モーショングラフィック・デザイナーとして活動後に帰国した。デザイン業に従事する傍ら05年より絵画制作をスタートさせ、16年に制作のフィールドをファインアートに移し、初個展開催。近年はAWAJI Cafe and Gallery(東京)など、東京を拠点に作品を発表している。
 
 本展では優秀作品に選ばれた《Hole》に加え、「Somewhere―どこにもないどこかの風景」をテーマとした新作を含む作品を発表。また会期中、アートコレクターの宮津大輔をゲストに迎えた、コケシスキーとの対談イベントを行う。

 会場のKYOBASHI ART ROOMは、戸田建設が期間限定で自主運営するスペース。コケシスキーの作品展示に続いて22年10月より、同じく第1回優秀作品に選出された写真家・佐々木香輔の個展を開催予定だ。いっぽうTODAビル建設中の仮囲いでは、第1回優秀作品に選出された2人、コケシスキーと佐々木の作品を掲出中だ。