EXHIBITIONS
入江明日香展 時空の旅人
版画家・入江明日香の展覧会「入江明日香展 時空の旅人」が、福岡アジア美術館で開催される。九州の美術館では初の展覧会となる。
入江は1980年東京都生まれ。2004年多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科版画領域修了。12年には文化庁新進芸術家海外研修員として渡仏するなど研鑽を積んできた。翌年、「PAT in Kyoto・京都版画トリエンナーレ」大賞を受賞、14年に文化庁新進芸術家海外研修の成果発表展である「第17回 DOMANI・明日展」に出品。18年には自身初の大規模回顧展が横浜髙島屋・京都髙島屋で開催され、続いて、19年に茨城県天心記念五浦美術館へ巡回し大好評を博した。
入江の特徴は、あくまでも「版画家」であることにこだわり続けていること。西洋の銅版画技法を主軸にしながらも日本画や浮世絵などの技法も縦横無尽に使いこなし、豊かな想像力からつくり出された作品は、異次元にいる人物や動物、お伽噺のなかの住人たちを確かな描写力で表現している。
本展は、「初期作品」「人物へのまなざし」「パリへむかって」「日本にて」「一版多色刷」「温故知新」の6章で構成。初期から直近の代表作・人気作を展覧するとともに、2019年以降に制作された大作や、近年とくに取り組んでいる作品から、歳時記をテーマにしたもの、書のエッセンスを取り入れたもの、そして箔を使用したものなどにも着目する。
入江は1980年東京都生まれ。2004年多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科版画領域修了。12年には文化庁新進芸術家海外研修員として渡仏するなど研鑽を積んできた。翌年、「PAT in Kyoto・京都版画トリエンナーレ」大賞を受賞、14年に文化庁新進芸術家海外研修の成果発表展である「第17回 DOMANI・明日展」に出品。18年には自身初の大規模回顧展が横浜髙島屋・京都髙島屋で開催され、続いて、19年に茨城県天心記念五浦美術館へ巡回し大好評を博した。
入江の特徴は、あくまでも「版画家」であることにこだわり続けていること。西洋の銅版画技法を主軸にしながらも日本画や浮世絵などの技法も縦横無尽に使いこなし、豊かな想像力からつくり出された作品は、異次元にいる人物や動物、お伽噺のなかの住人たちを確かな描写力で表現している。
本展は、「初期作品」「人物へのまなざし」「パリへむかって」「日本にて」「一版多色刷」「温故知新」の6章で構成。初期から直近の代表作・人気作を展覧するとともに、2019年以降に制作された大作や、近年とくに取り組んでいる作品から、歳時記をテーマにしたもの、書のエッセンスを取り入れたもの、そして箔を使用したものなどにも着目する。