EXHIBITIONS
コーネーリア・トムセン個展「Unfolding Ratio」
神楽坂のアートギャラリー√K Contemporaryでは、コーネーリア・トムセンの個展「Unfolding Ratio」が開催される。
トムセンは1970年ルドルシュタット(旧東ドイツ)生まれ。マイセン窯にて絵付師として働いた経歴を持ち、現在は画家としてニューヨークを拠点に、アメリカ国内やヨーロッパなどで作品を発表している。
旧東ドイツに生まれ育ったトムセンは、当時の政府が推奨した写実主義のもと、初期には具象を描いていたが、ドイツ再統一以降、初めて抽象表現に出会い、その後は「Stripes」の作品シリーズをはじめ、繊細でアイコニックな抽象作品を生み出している。
近年は具象へと回帰し、ポートレイトシリーズを制作。初期の具象とは異なり、写実ではなくある種の抽象性を併せ持つ作品群には、抽象作品に見える「光」が存在し、新たな芸術表現へと昇華している。トムセンの視線は自然の情景や自身の心象から現代を生きる女性へと向けられ、対峙し、その内面にある強さと儚さ、静かな目のなかに宿る独立心やアイデンティティを私たちに訴えかける。
本展では、トムセンの代表的な「Stripes」シリーズをはじめ、ミニマルなモノクロームの「GR」シリーズ、そして日本初公開となるポートレイト作品など、旧作から新作を含めた作品群を展示。またNFT作品も出展予定だ。
また、本展では、Luca Scandinavia(東京・銀座)とコラボレーションした展示を行う。√K Contemporaryではトムセンの作品に合わせてセレクトされた北欧アンティーク家具を展示する。いっぽうLuca Scandinaviaでの展示は8月27日から9月10日まで。
トムセンは1970年ルドルシュタット(旧東ドイツ)生まれ。マイセン窯にて絵付師として働いた経歴を持ち、現在は画家としてニューヨークを拠点に、アメリカ国内やヨーロッパなどで作品を発表している。
旧東ドイツに生まれ育ったトムセンは、当時の政府が推奨した写実主義のもと、初期には具象を描いていたが、ドイツ再統一以降、初めて抽象表現に出会い、その後は「Stripes」の作品シリーズをはじめ、繊細でアイコニックな抽象作品を生み出している。
近年は具象へと回帰し、ポートレイトシリーズを制作。初期の具象とは異なり、写実ではなくある種の抽象性を併せ持つ作品群には、抽象作品に見える「光」が存在し、新たな芸術表現へと昇華している。トムセンの視線は自然の情景や自身の心象から現代を生きる女性へと向けられ、対峙し、その内面にある強さと儚さ、静かな目のなかに宿る独立心やアイデンティティを私たちに訴えかける。
本展では、トムセンの代表的な「Stripes」シリーズをはじめ、ミニマルなモノクロームの「GR」シリーズ、そして日本初公開となるポートレイト作品など、旧作から新作を含めた作品群を展示。またNFT作品も出展予定だ。
また、本展では、Luca Scandinavia(東京・銀座)とコラボレーションした展示を行う。√K Contemporaryではトムセンの作品に合わせてセレクトされた北欧アンティーク家具を展示する。いっぽうLuca Scandinaviaでの展示は8月27日から9月10日まで。