EXHIBITIONS
Punk! The Revolution of Everyday Life Nagoya
パンク!日常生活の革命 名古屋
川上幸之介(倉敷芸術科学大学)のキュレーション展「PUNK! The Revolution of Everyday Life」が名古屋に巡回する。
2021年より、岡山でスタートし国内5ヶ所を巡回してきた本展。ここで取り上げるパンクの系譜をたどると、「相互扶助」「積極的自由」「自主管理」「D.I.Y(Do It Yourself=自分のことは自分でやる) 」など、他者および自己への倫理といった原理の通底が見えてくる。また、助け合い、より高い社会価値の実現に向け自分たちで行動し、社会形成をしていく点において、まちづくりにも通じる精神性があるという。
現代美術とロックから派生したパンクは、音楽活動のみならず、独自の倫理的実践を通して社会に影響を与え、多様性といった人間性の回復をもたらしてきた。本展では、パンクがこれまで様々な社会問題に取り組んできた実践と批評性をとらえることで、現代美術との親和性、さらにはその相乗性について検討する。
参加アーティスト(活動を含む)は、カール・クラウス、アルフレッド・ジャリ、ダダ、レトリスム、シチュアシオニスト・インターナショナル、ブラックマスク&アップ・アゲインスト・ザ・ウォール・マザーファッカー、キング・モブ、クラス、ライオット・ガール、クィアコア、アフロパンク、インドネシアン・パンク、ミャンマー・パンク、橋の下世界音楽祭。
名古屋展では、混乱するミャンマーの地で声をあげ、行動を続けるパンクス、愛知県豊田市から音楽や文化を軸に祭、農業など暮らしに根ざした活動を広げる「橋の下世界音楽祭」を取材し紹介するパートが新たに追加される。
展示全体を通して、諸問題を抱える現代の日常生活に対してパンクがどのように音楽を通じて自律空間を形成しているのか、さらにはそれがどのような意味を持つのか、また日常生活のヒントになることを期待し、改めて振り返る。
なお会期中には本展キュレーターの川上幸之介らを迎え、多様性や共同体について考えるトークシリーズも行われる予定だ。
2021年より、岡山でスタートし国内5ヶ所を巡回してきた本展。ここで取り上げるパンクの系譜をたどると、「相互扶助」「積極的自由」「自主管理」「D.I.Y(Do It Yourself=自分のことは自分でやる) 」など、他者および自己への倫理といった原理の通底が見えてくる。また、助け合い、より高い社会価値の実現に向け自分たちで行動し、社会形成をしていく点において、まちづくりにも通じる精神性があるという。
現代美術とロックから派生したパンクは、音楽活動のみならず、独自の倫理的実践を通して社会に影響を与え、多様性といった人間性の回復をもたらしてきた。本展では、パンクがこれまで様々な社会問題に取り組んできた実践と批評性をとらえることで、現代美術との親和性、さらにはその相乗性について検討する。
参加アーティスト(活動を含む)は、カール・クラウス、アルフレッド・ジャリ、ダダ、レトリスム、シチュアシオニスト・インターナショナル、ブラックマスク&アップ・アゲインスト・ザ・ウォール・マザーファッカー、キング・モブ、クラス、ライオット・ガール、クィアコア、アフロパンク、インドネシアン・パンク、ミャンマー・パンク、橋の下世界音楽祭。
名古屋展では、混乱するミャンマーの地で声をあげ、行動を続けるパンクス、愛知県豊田市から音楽や文化を軸に祭、農業など暮らしに根ざした活動を広げる「橋の下世界音楽祭」を取材し紹介するパートが新たに追加される。
展示全体を通して、諸問題を抱える現代の日常生活に対してパンクがどのように音楽を通じて自律空間を形成しているのか、さらにはそれがどのような意味を持つのか、また日常生活のヒントになることを期待し、改めて振り返る。
なお会期中には本展キュレーターの川上幸之介らを迎え、多様性や共同体について考えるトークシリーズも行われる予定だ。