EXHIBITIONS

二次元派展

代官山ヒルサイドフォーラム、N&A Art SITE
2022.08.24 - 08.28, 2022.08.24 - 10.01

二次元派展 N&A Art SITE会場 第1期展示風景 Photo by Arecibo

二次元派展 N&A Art SITE会場 第1期展示風景 Photo by Arecibo

二次元派展 N&A Art SITE会場 第1期展示風景 Photo by Arecibo

二次元派展 代官山ヒルサイドフォーラム会場 展示風景 Photo by Arecibo

二次元派展 代官山ヒルサイドフォーラム会場 展示風景 Photo by Arecibo

二次元派展 代官山ヒルサイドフォーラム会場 展示風景 Photo by Arecibo

二次元派展 代官山ヒルサイドフォーラム会場 展示風景 Photo by Arecibo

二次元派展 代官山ヒルサイドフォーラム会場 展示風景 Photo by Arecibo

二次元派展 代官山ヒルサイドフォーラム会場 展示風景 Photo by Arecibo

二次元派展 代官山ヒルサイドフォーラム会場 展示風景 Photo by Arecibo

 いまアジアが注目する現代アーティスト約30名が集まる展覧会「二次元派展」が、代官山ヒルサイドフォーラム(8月24日~28日)とN&A Art SITE(8月24日~10月1日)の都内2会場で同時期開催される。

 この数年、SNSをきっかけに東アジアで高い人気を獲得している日本のアーティストたちがいる。本展覧会で初めて、人気作家たちとそれを取り巻くアートシーンを「二次元派」と名づけ、およそ30名のアーティストによる100点を超えるアート作品によって、日本のアートの現在地、そしてアジアの若者に共通する感性や時代感覚を読み解くことを試みる。

 参加アーティストは、天野タケル、大澤巴瑠、奥田雄太、小田望楓、カネコタカナオ、金澤シュウ、木原健志郎、木原幸志郎、きゃらあい、さめほし、サワダモコ、杉田万智、suma、中居ベル、西村昂祐、野澤梓、橋本ユタカ、BYNAM、東麻奈美、宏美、フカミエリ、Hogalee、まつもとこうじろう、森洋史、山口つばさ、山口真人、山口歴、Rooo Lou、渡邊涼太。

「二次元」という単語は、2020年頃から中国を中心とする東アジアのアートマーケットで喧伝されるようになり、日本のゲームやアイドル文化、「可愛い」 価値観、若者のカルチャーやファッションなど、より広い意味での「日本らしさ」を総称している。

 本展のキュレーションを手がける沓名美和は、約20年にわたり東アジアの現代美術のシーンを間近に見続け、現代美術史を研究してきた。今回、奈良美智や村上隆に始まる今日の日本現代美術の変遷を検証し、本展を通して、現在のポップカルチャーに根差した新しい表現者と、このアーティストたちを取り巻く文化・現象に焦点を当てる。

 なお、第2会場のN&A Art SITEでは、会期中に展示作品の入れ替えを行う。第1期テーマ「CHARACTER=キャラクター、少女の姿を借りた表現者たち=」(8月24日〜9月3日)では、小田望楓、金澤シュウ、きゃらあい、さめほし、サワダモコ、中居ベル、野澤梓、東麻奈美、宏美、まつもとこうじろうの作品を展示。続く第2期は「HYPE=時代を映す表現者たち=」(9月6日〜9月24日)をテーマとして、天野タケル、奥田雄太、カネコタカナオ、橋本ユタカ、BYNAM、Hogalee、森洋史、山口つばさ、山口真人、山口歴、Rooo Lou(予定)を紹介する。



 そして第3期の「NEW HORIZON=実験から拡張へ=」(9月27日〜10月1日)では、大澤巴瑠、木原健志郎、木原幸志郎、杉田万智、suma、西村昂祐、フカミエリ、渡邊涼太(予定)の作品を展示する。