EXHIBITIONS

三豊鶴「酒蔵Art Restaurant」

三豊鶴
2022.08.05 - 11.06

三豊鶴 レストラン棟入口

三豊鶴 本蔵内 展示スペースの様子

嶋本昭三 ビン投げ・コップ投げ 2011

四代 田辺竹雲斎 Connection 無限 Photo by Tadayuki Minamoto

 瀬戸内国際芸術祭2022の県内周遊事業の一環として、期間限定のイベント「酒蔵Art Restaurant」が、香川県三豊市の三豊鶴で行われる。

 本イベントを開催する三豊鶴は、粟島へ渡る港から徒歩1分の距離に位置する元酒蔵。150年前に創業した元酒蔵の建物を、現在は古き良き伝統をそのままに宿泊施設やイベント会場として生かし、「本蔵」「ギャラリー棟」「レストラン棟」の3つを開いている。

 今回の「酒蔵Art Restaurant」の期間中には、県内外のシェフ8名がコース料理で訪れる人たちをもてなすとともに、会場内ではアーティスト23名による作品200点以上の展示・販売を行う。

「本蔵」では、酒造りに使用されていた道具や貯蔵樽と共存するようにアート作品が点在。また貯蔵樽の内部には、11名のアーティストが今回のために描き下ろしたペインティングが展示されるなど、元酒蔵ならではの鑑賞を楽しむことができる。参加作家は、Carlos Toledo、Luca Roma、西永拓郎、髙木玲雄、勝川東、クリヤマナオキ、宮岡千賀、kuroma、小野伸介、AKILLER、佐野和真ら。

 いっぽう「ギャラリー棟」では、AU(Art Unidentified)所属のアーティスト10名が出展。具体美術協会の創立メンバーである嶋本昭三(1928〜2013)からその精神を受け継ぎ、現在も精力的に活動を続ける、中尾公紀、神野翼、松田真魚、高田雄平、松井コーヘー、八木智弘、ARTIST miu、大野えつし、金澄子らの作品が並ぶ。

 そして「レストラン棟」では、嶋本の遺族の協力のもと、晩年に制作された貴重な作品と、GUCCI並木でのインスタレーションやアートフェア東京の展示などでも話題の、四代 田辺竹雲斎の作品が囲む空間で、食事を味わうことができる(事前予約制)。

 また、本蔵の展示会場奥にある「三豊鶴TOJI」での宿泊が可能。酒造りに使われていた窯を再利用した浴槽などが用意され、元酒蔵の空間でくつろぐことができる。

 なお本イベントの期間中、オンラインでの映像配信も実施予定。詳細は三豊鶴の公式ウェブサイトおよびInstagramをチェックしてほしい。

 イベントの開催期間は次の通り。8月5日〜7日、11日〜14日、19日〜21日、26日〜28日、9月2日〜4日、16日〜19日、23日〜25日、30日〜10月2日、10月7日〜10日、14日〜16日、21日〜23日、28日〜30日、11月3日〜6日(全43日間)。