EXHIBITIONS
長谷川潔 1891-1980展
― 日常にひそむ神秘 ―
町田市立国際版画美術館では、パリにて高い評価を得た銅版画家・長谷川潔を紹介する展覧会「長谷川潔 1891-1980展 ― 日常にひそむ神秘 ―」が開催される。
長谷川潔(はせがわ・きよし、1891〜1980)は、1910年代半ばに文芸同人雑誌『仮面』の版画家として創作活動を開始し、1918年に日本を去って以来パリを拠点に活動した銅版画家。サロン・ドートンヌやフランス画家・版画家協会に所属してパリの画壇で高く評価されたほか、フランスでは文化勲章、日本では勲三等瑞宝章を授与されるなど、芸術家としての功績がたたえられている。
本展は、同館で2018年度に開催した長谷川の展覧会をベースに、最初期の作品から1970年代の銅版画までを年代順に展示するとともに、関連作家の作品も交え、全体を約165点で構成するもの。また長谷川の挿絵本の傑作である仏訳の『竹取物語』について、挿絵頁を可能な限り多く紹介する。
日常にひそむ神秘を描き出した作品群、深い精神性が反映された長谷川の表現世界を堪能したい。
長谷川潔(はせがわ・きよし、1891〜1980)は、1910年代半ばに文芸同人雑誌『仮面』の版画家として創作活動を開始し、1918年に日本を去って以来パリを拠点に活動した銅版画家。サロン・ドートンヌやフランス画家・版画家協会に所属してパリの画壇で高く評価されたほか、フランスでは文化勲章、日本では勲三等瑞宝章を授与されるなど、芸術家としての功績がたたえられている。
本展は、同館で2018年度に開催した長谷川の展覧会をベースに、最初期の作品から1970年代の銅版画までを年代順に展示するとともに、関連作家の作品も交え、全体を約165点で構成するもの。また長谷川の挿絵本の傑作である仏訳の『竹取物語』について、挿絵頁を可能な限り多く紹介する。
日常にひそむ神秘を描き出した作品群、深い精神性が反映された長谷川の表現世界を堪能したい。