EXHIBITIONS
有村佳奈「I’m ready.」
現代アーティスト・有村佳奈による個展「I’m ready.」がtagboatで開催される。
有村は1985年生まれ、鹿児島出身。女子美術大学デザイン学科を卒業し、現在は大阪在住。乙女と世界、生と死といった様々な感情の「狭間」をテーマに描いている。
夢もファンタジーも、狂気も毒も、頭に浮かび上がったものはすべて、有村にとってリアルなものとして昇華される。そこには、「夢と現実」「嘘と真実」「好きと嫌い」など様々に揺れ動く感情の狭間が映し出され、鮮やかな乙女の世界にちりばめられた少しの毒々しさが、癖になるような作品力を放っている。
有村の作品のなかで、少ない筆数によって表現される立体感のある仮面の少女たちは作家の分身でもあり、私たち自身でもあるという。爽やかで、ロマンティックで、毒気がミックスされた希望と絶望の狭間を、有村は作品と同時に発表される「詩」とともにリアルに訴えかける。
本展では、有村が装画を担当した、BiSHのメンバー・モモコグミカンパニーの初小説『御伽の国のみくる』(河出書房新社)の原画を含めた新作を展示・販売。ファンタジックで色っぽく、少々狂気的な、作家渾身の作品を会場で鑑賞してほしい。
有村は1985年生まれ、鹿児島出身。女子美術大学デザイン学科を卒業し、現在は大阪在住。乙女と世界、生と死といった様々な感情の「狭間」をテーマに描いている。
夢もファンタジーも、狂気も毒も、頭に浮かび上がったものはすべて、有村にとってリアルなものとして昇華される。そこには、「夢と現実」「嘘と真実」「好きと嫌い」など様々に揺れ動く感情の狭間が映し出され、鮮やかな乙女の世界にちりばめられた少しの毒々しさが、癖になるような作品力を放っている。
有村の作品のなかで、少ない筆数によって表現される立体感のある仮面の少女たちは作家の分身でもあり、私たち自身でもあるという。爽やかで、ロマンティックで、毒気がミックスされた希望と絶望の狭間を、有村は作品と同時に発表される「詩」とともにリアルに訴えかける。
本展では、有村が装画を担当した、BiSHのメンバー・モモコグミカンパニーの初小説『御伽の国のみくる』(河出書房新社)の原画を含めた新作を展示・販売。ファンタジックで色っぽく、少々狂気的な、作家渾身の作品を会場で鑑賞してほしい。