MEGA

　SH GALLERYではグループ展「MEGA」を開催する。参加作家は、クリエティブの消費の加速を批判的にとらえるにいみひろき、キャラクターの身体を描いたオブジェを制作する杉本憲相、そしてファミコンなどのバグをモチーフとする岡田舜の3名。

　にいみひろきは、アートディレクターとして広告や音楽、ファッションのアートディレクションに携わる傍ら、作家活動を開始。今日の大量消費社会におけるクリエイティビティの消費をテーマにした平面作品を手がけている。

　杉本憲相は、建築物の断片からジャンクPCまで、多様な「死したマテリアル」にキャラクターの身体を描いたオブジェなどを制作。そして岡田舜は、アナログノイズやファミコンのバグなど、現在では消滅しつつある初期のデジタル現象に興味を持ち、デジタルとアナログの中間を探る絵画表現を行っている。