EXHIBITIONS
都美セレクション グループ展 2022
ものののこしかた
「都美セレクション グループ展」は、東京都美術館のリニューアルオープンを機に2012年にスタートした展覧会シリーズ。新しい発想によるアートのつくり手の支援を目的として、同館の展示空間だからこそ可能となる表現に挑むグループを募り、その企画を実施してきた。
今年は、応募のなかから厳正な審査を経て選ばれた3グループが展覧会を実施し、絵画、立体、映像、インスタレーションなど様々なジャンルの作品を展示する。
ギャラリーBでは、Summer Catch Salmonによる展覧会「ものののこしかた」が開催される。
Summer Catch Salmonは、記憶・伝承・物語といった「のこされたもの」から感じた閃きをとらえて表現するアーティスト・グループ。また、福島県会津地方で教員・郷土史家として活動し、失われつつある地域の記憶を数多くの絵画や版画に描き残した古川利意(ふるかわ・としい、1924〜2020)の作品を収蔵する古川利意記念美術館の設立に関わっている。
本展は、福島県西会津町奥川地区真ケ沢集落における、古川利意記念美術館設立への取り組みを起点に、「ものののこしかた」≒「アーカイヴ」について考察する。
参加作家は、新井毬子、居村浩平、岩崎広大、菅野歩美、西尾佳那、畠中瑠夏、辻梨絵子、古川利意。展示構成に一般社団法人コロガロウの佐藤研吾。8名は、異なる時間や領域、現実と虚構のあいだを行き来し、そこで紡ぎ出される様々な物語と向き合いながら、想像力とともになる「のこすこと」の多様なあり方と、その可能性を提示する。
なお東京都美術館で開催される本展と並行して、出品作は古川利意記念美術館の会場にも展示することを想定している。「中央」と「周縁」の交換の可能性を示す試みを通じて、場所や制度による規定から漏れ出す「私たちの記憶装置」を鑑賞者と共有することができればとしている。
なお、東京都美術館では現在「都美セレクション グループ展 2023」の企画を公募している。応募締切は2022年7月8日(当日消印有効)。
今年は、応募のなかから厳正な審査を経て選ばれた3グループが展覧会を実施し、絵画、立体、映像、インスタレーションなど様々なジャンルの作品を展示する。
ギャラリーBでは、Summer Catch Salmonによる展覧会「ものののこしかた」が開催される。
Summer Catch Salmonは、記憶・伝承・物語といった「のこされたもの」から感じた閃きをとらえて表現するアーティスト・グループ。また、福島県会津地方で教員・郷土史家として活動し、失われつつある地域の記憶を数多くの絵画や版画に描き残した古川利意(ふるかわ・としい、1924〜2020)の作品を収蔵する古川利意記念美術館の設立に関わっている。
本展は、福島県西会津町奥川地区真ケ沢集落における、古川利意記念美術館設立への取り組みを起点に、「ものののこしかた」≒「アーカイヴ」について考察する。
参加作家は、新井毬子、居村浩平、岩崎広大、菅野歩美、西尾佳那、畠中瑠夏、辻梨絵子、古川利意。展示構成に一般社団法人コロガロウの佐藤研吾。8名は、異なる時間や領域、現実と虚構のあいだを行き来し、そこで紡ぎ出される様々な物語と向き合いながら、想像力とともになる「のこすこと」の多様なあり方と、その可能性を提示する。
なお東京都美術館で開催される本展と並行して、出品作は古川利意記念美術館の会場にも展示することを想定している。「中央」と「周縁」の交換の可能性を示す試みを通じて、場所や制度による規定から漏れ出す「私たちの記憶装置」を鑑賞者と共有することができればとしている。
なお、東京都美術館では現在「都美セレクション グループ展 2023」の企画を公募している。応募締切は2022年7月8日(当日消印有効)。