界面体

　日本橋馬喰町のCON_（まるかビル4階）で、アーティスト4人による展覧会「界面体」が開催されている。

　参加アーティストは、演出された空間に自らの身体を展示する形式「いる派」を標榜する小寺創太、撥水現象を起点とした思想「Hassuism（ハッスイズム、あるいはハスイズム）」を軸に制作活動する千葉大二郎、Google Map上で見られる線状の痕跡を収集し、地図上の出来事を経験ととらえ、現代の地図表現から風景画を生むことを試みる山縣瑠衣、そして、媒体（メディア）を扱う人たちのあいだに⽣じる事象への興味に基づきながら、写真・映像・インスタレーションなどを制作するBALL GAG。

　本展で4人のアーティストは、メディアとメディアのあいだに侵入し、「界面体」をつくり出す。