dugudagii 新作展示「Things in the Holy Mountain」

　レジンクラフトで注目されるアーティスト・dugudagii（ドゥグダギィ）による新作展示「Things in the Holy Mountain」が、銀座 蔦屋書店（インフォメーション前平台）で開催される。

　dugudagiiは1977年生まれ。2000年より独学で絵画、グラフィック制作を始める。09年からは樹脂による立体物の制作を開始。主に透明の樹脂に草花を閉じ込めて構築した作品を発表している。

　自身の趣向や、バックボーンに基づいた象徴的な素材やイメージ、コンテキストをレジンに閉じ込め、立体物として表現しているdugudagii。「Things in the Holy Mountain」と題した今回の展示は、dugudagiiの頭のなかにある想像上の世界「Holy Mountain」とそこに存在すると思われる「Thing&Things」をテーマに、草花の造形を再構築し、通常とは違う物事のとらえ方を表すことを試みる。

　dugudagiiがつくり出すのは物体なのか、もしくは生命体なのか、生き物としての草花がレジンのなかでリミックスされ、立体化された作品の数々からイマジネーションが膨らむ。

　なお展⽰作品は6⽉3⽇より、銀座 蔦屋書店店頭およびアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by美術⼿帖」にて販売される。