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具象と抽象の対立を超えた絵画に捧げた人生。ニコラ・ド・スタールの生き様をたどって

パリ市立近代美術館で、戦後フランス絵画史に鮮やかな軌跡を残したニコラ・ド・スタールの回顧展が開幕した。その短く情熱的な生き様は、ジャン=リュック・ゴダールの映画でも主人公のモデルとなった。独自の絵画を刷新し続けた類まれな画家について、現地からリポートする。

2023.10.1
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第17回

「教師としてのアルバース」に焦点を当てる。学芸員・亀山裕亮が語る「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第17回は、画家でありデザイナーのジョセフ・アルバースの「教師」としての側面に光を当てるDIC川村記念美術館の企画展「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」をピックアップする。アルバースは学生たちに何を教え、学生たちは何を学んだのか。そして、それらはどのようなかたちでアルバースの作品に表れるのか。学芸員を務めた亀山裕亮が語る。

2023.10.1
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歴史的建築と新しい建築はいかに調和するのか? 上海で新たに完成したロックバンド地区の再開発から考察する

上海の有数な観光地・外灘(バンド)の北の部分に位置するロックバンド地区。そこで、17年にわたってビルの改修と改築が完成した。それを記念し、今年のプリツカー賞を受賞した建築家デイヴィッド・チッパーフィールドがディレクターを務める第1回のバイアニュアル「RAM Assembles」が始まっている。

2023.10.1
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第4回

第4回「ウィーン工房」と「デザイン経営のデザイン」──ブランドはどのように理想を体現してきたか?

「デザイン史」の視点から現代における様々なトピックスを考える連載企画「『デザイン史』と歩く現代社会」。テーマごとに異なる執筆者が担当し、多様なデザインの視点から社会をとらえることを試みる。第4回は、神奈川大学国際日本学部でデザイン学や文化交流史の教鞭を執る角山朋子が、20世紀初頭にオーストリアで設立された「ウィーン工房」を起点に、企業経営におけるデザインの在り方について論じる。

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いくつ行ったことある? 一般入場ができる大学美術館・博物館まとめ

大学の研究資料やコレクションを所蔵している「大学美術館・博物館」。存在は知っているものの「行く機会があまりない」「そもそもキャンパス内に入っていいのだろうか」と入場することに躊躇った経験がある人も少なくないだろう。しかし、教育機関が所蔵するコレクションは学生のみならず、じつは社会人にとっても見ごたえのあるものばかりだ。本記事では大学が運営する「一般入場が可能な」美術館・博物館をピックアップして紹介する(本稿は順次情報を追加しています)。

2023.9.30
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うな重の湯呑みからオリジナル「写ルンです」まで。名古屋市美術館の「福田美蘭―美術って、なに?」で注目のグッズ5選

名古屋市美術館で現代美術家・福田美蘭の個展、特別展「開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?」が開催されている。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

2023.9.29
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デザイン・ミュージアムで振り返る、ロンドンファッションシーン「反逆」の30年間。「ニュージェン」が果たしてきたもの

9月15日から19日まで行われていたロンドン・ファッション・ウィークにあわせて、デザイン・ミュージアムでは「レベル:30イヤーズ・オブ・ロンドンファッション」がスタートした。これは英国ファッション協会が若い才能を支援するためのプログラム「ニュージェン」設立30周年の節目を記念して、そこでデビューしたデザイナーたちを紹介するエキシビションだ。またその最初のひとりであるアレキサンダー・マックイーンのコーナーもあり、彼の初期のデザインを間近にみられる非常に貴重な機会ともなっている。会期は2024年2月11日まで。

2023.9.26
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伝説のルックをあなたの部屋にも。「イヴ・サンローラン展」で注目のグッズ5選

国立新美術館で、20世紀後半のファッションを牽引したデザイナー、イヴ・サンローランの40年にわたるクリエイションの歴史を紹介する展覧会「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が開催中。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

2023.9.24
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横尾忠則とは何者か?  横尾忠則を理解するためのオススメ書籍ベスト10

東京国立博物館 表慶館で「横尾忠則の寒山百得」を開催中の横尾忠則。その存在はグラフィック・デザイナー時代から「画家宣言」を経て、つねに注目を集めてきた。ここでは横尾忠則に特化した美術館である神戸の横尾忠則現代美術館のキュレーター3名の協力を得て、横尾忠則を理解するために読んでおくべき書籍10冊をまとめてお届けする。

2023.9.24
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アートとファッションがロンドンで交差する。ジョナサン・アンダーソンがキューレーションする「オン・フット」へ

自身の名を冠したブランド「JW アンダーソン」を率いるとともに、「ロエベ」のクリエーティブ・ディレクターも務めるファッションデザイナー、ジョナサン・アンダーソン。アートへの深い造詣でも知られる彼がキューレーションするエキシビション「オン・フット」が、現在ロンドンのギャラリー、オファー・ウォーターマンで開催されている。会期は10月28日まで。芸術とファッション、そしてロンドンの街が交差する、ユニークで興味深い展示となっている。

2023.9.23
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自宅に飾れる神像も。特別展「交感する神と人―ヒンドゥー神像の世界」で注目のグッズ5選

大阪・吹田の国立民族学博物館で開催されている、多神教で知られるヒンドゥーの神々の姿を表した様々な神像を紹介する特別展「交感する神と人―ヒンドゥー神像の世界」。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

2023.9.18
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第7回

メガギャラリー「ペース」はなぜ日本に進出するのか? CEOマーク・グリムシャーが見据える日本のアートマーケットの未来

2024年春、東京都心に日本初となるギャラリースペースをオープンすることを予定しているメガギャラリー「ペース」。2年以上の熟考を経て、ついに日本への進出を決定した同ギャラリーのCEOであるマーク・グリムシャーにこのスペースや日本のアートマーケットの将来などについて話を聞いた。

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横尾忠則が語る「寒山百得」。「観念と言葉を排除して描き続けた」

東京国立博物館 表慶館でスタートした「横尾忠則 寒山百得」展。中国の唐代に生きたとされるふたりの伝説的な詩僧にして、美術や文学の主題となってきた「寒山」と「拾得」を独自に解釈し、横尾はおよそ1年半のうちに102点の絵画を描き上げた。アトリエを訪れ、その制作について話を聞いた。

2023.9.12
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第1回

東京は新たなアートハブとして成長できるのか? 「Tokyo Gendai」のディレクター、Eri Takaneに聞く

豊かな芸術・文化資源を有している東京。ソウルなどアジアに新たなアートハブが台頭するなか、東京はいかにしてその競争力を高めることができるのか? 本連載では、アートフェア・ディレクター、ギャラリスト、コレクターなど、東京のアート・エコシステムに深く関わる人物への取材を通じ、その可能性を探りたい。第1回目は、今年7月に初めて開催されたアートフェア「Tokyo Gendai」のディレクター、Eri Takaneに話を聞いた。