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不確実性の時代に世界の美術品市場はどこへ向かうのか? マーケット権威のクレア・マカンドリュー博士が解説

国際的なアートマーケットはいま、縮小と再編の渦中にある。アート・バーゼルとUBSによる2025年版「The Art Basel and UBS Global Art Market Report」の発表にあわせ、著者である文化経済学者クレア・マカンドリュー博士に、グローバル市場の変化や今後の展望について聞いた。

2025.4.13
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芸術教育における課題が“ゲーム”に変わるとき。「ウィキッド・アーツ」が問い直す、創造力と学びの本質

オランダ・アムステルダム芸術大学が主導する「ウィキッド・アーツ」シリーズは、従来の枠にとらわれない型破りな“課題”を通じて、芸術教育の再構築を目指してきた。課題とは何か? 創造性とはどう育まれるのか? 最新刊『ウィキッド・アーツ・エデュケーション』を手がかりに、教育の可能性を探る。

2025.4.6
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第6回

「バウハウス」と「収納のデザイン」──収納がつくる合理的な台所のイメージとは?

「デザイン史」の視点から現代における様々なトピックスを考える連載企画「『デザイン史』と歩く現代社会」。テーマごとに異なる執筆者が担当し、多様なデザインの視点から社会をとらえることを試みる。第6回は、近代日本デザイン史を専門とする北田聖子が、1919年にドイツ・ヴァイマールに誕生した総合造形学校「バウハウス」の取り組みを切り口に、「収納」がもたらした影響について論じる。

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異端の奇才・ビアズリーの濃密な画家人生に迫る

三菱一号館美術館で開催中の「異端の奇才──ビアズリー」展。19世紀末、イギリス画壇に彗星のように登場し、ワイルドの戯曲『サロメ』挿絵をはじめグラフィックアートの分野で活躍するも、25歳で早世した奇才の画家・ビアズリーの画業に迫る。

2025.4.5
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時代をリードしたカルチャー誌『ザ・フェイス』。ロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーでその軌跡を振り返る

1980年の創刊から2000年代初頭まで、イギリスの音楽、ファッション、カルチャーを伝える雑誌として一時代を築いた『ザ・フェイス』。誌面を飾ったミュージシャンら文化人のポートレイトを中心に、その軌跡を振り返る展覧会「ザ・フェイス:カルチャーシフト」がロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーで開催中だ。会期は5月18日まで。

2025.4.4
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価格では測れない「アートの価値」とは? 変わる「目利き」のあり方

世界でも重要なアートフェア「TEFAFマーストリヒト」。そのオフィシャルプログラムの一環として、artnet主催のパネルディスカッション Contemporary Connoisseurship: Reframing Art History’s Narrative(現代における鑑識眼:美術史の物語の再構築)が開催された。美術館キュレーターたちが語った、現代の「目利き」のあり方とは?

2025.4.3
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4月に見るべき展覧会ベスト35

2025年4月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

2025.4.1
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デザイン資源をアーカイヴすることの意義とは? 東京国立近代美術館で成果報告会

今月リリースされたデザインアーカイヴサイト「JAPAN Design Resource Database(DESIGN デザイン design)」。それに伴い、3月15日、東京国立近代美術館で成果報告会「我が国のデザイン資源をアーカイブすることの意義と意味」が経済産業省の共催のもと実施された。その内容をレポートする。

2025.3.30
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「時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー」(国立歴史民俗博物館)で注目したいグッズ5選

千葉・佐倉市の国立歴史民俗博物館で、江戸末期から明治初期までの錦絵を紹介し、その歴史資料的な側面に光を当てる企画展示「時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー」が開催中。その特設ショップで注目のオリジナルグッズ5選をまとめてお届け。

2025.3.29
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歴史を越えて響くキーファー作品──2人のキュレーターが語る、「いま」キーファー展を行う意義

2025年3月7日、アムステルダムでアンゼルム・キーファーの大規模展「Sag mir wo die Blumen sind」が開幕した。本展は、ファン・ゴッホ美術館とアムステルダム市立美術館による共同キュレーションのもと、キーファーの新作を含む幅広い作品を展示する。2019年に構想が始まったこの展覧会は、どのような経緯を経て実現したのか。そして、今日の社会・政治情勢のなかでどのような意味を持つのか。長年美術館に携わるキュレーターたちに、その背景と意義を聞いた。

2025.3.29