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新たなミュシャ美術館が開館。その狙いとは?
2月24日にチェコの首都プラハに新しい「ミュシャ美術館」が開館した。遺族が運営する財団が都市開発の投資会社と協働し、観光客や市民に総合芸術家としてのミュシャを再発見してもらうことを目的としている。現地からその取り組みをリポートする。
2月24日にチェコの首都プラハに新しい「ミュシャ美術館」が開館した。遺族が運営する財団が都市開発の投資会社と協働し、観光客や市民に総合芸術家としてのミュシャを再発見してもらうことを目的としている。現地からその取り組みをリポートする。
東京都美術館で、特別展「ミロ展」が開催中(〜7月6日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
一般の人々が日常の暮らしのなかで生み出し、使い続けてきた「民具」。一見ただの古い道具に見えるかもしれませんが、様々な切り口から観察してみることで、ユニークな造形や意外な機能性といった「デザインの工夫」に気がつくことができます。第7回目は「睦まじさの民具」。これなーんだ?
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年1月号の「釜山」では、釜山ビエンナーレ2024「暗闇のなかで見る」を取り上げる。「海賊」と「仏教」という相容れないテーマを据えたビエンナーレでは、作家らはどのようにそれ解釈し、作品へと落とし込んだのか。そして、テーマの意図はどのようなものだったのか。権祥海が考察する。
創設100年を迎えたワシントンD.C.のスミソニアン国立アジア美術館が、昨年10月に日本美術の常設展「日本美術-コレクションより-」を刷新した。新しい展示では、移り変わる社会と環境を反映させた作品が紹介されており、その内容をレポートする。
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年1月号の「ベルリン」では、「ベルリン・アート・ウィーク」の「パフォーム!」や、その一環として開催されたアイザック・チョン・ワイの「慎重な落下」展(ツィルバーマン・ギャラリー)、そしてティノ・セーガルの「この喜び」展(サンスーシ宮殿ノイエ・カンマー)を取り上げる。これらパフォーマンスのイベント・展示からどのような潮流が読み取れるのか。河内秀子が考察する。
日本全国にあるミュージアムが販売するオリジナルのミュージアムグッズ。編集部がとくに気になるものを館ごとにピックアップしてご紹介する。
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年1月号の「ロンドン」では、昨年開催されたエブキ「アースバウンド・オークニー」展と、ホリー・ハーンドン&マット・ドライハースト「ザ・コール」展を取り上げる。考古学によるアートプロジェクトとAIとの協働の可能性を探るプログラム、一見正反対に見えるこれらの展覧会に共通する視点とは何か。橘匡子が論ずる。
都市近郊のインフラストラクチャーや工業製品、それに付随する風景の奥行きに着目し、主に3DCGアニメーションを用いて仮構の映像世界をつくり出す藤倉麻子。制作活動の根源である「日当たり」と「予告」をテーマにした新作個展を開催した作家に、作品の背後にある思索と、多岐にわたる諸実践について話を聞いた。
3年以上におよぶ大規模改修工事を経て、全面開館を迎えた横浜美術館。2020年から同館館長を務める蔵屋美香に、現代のあるべき美術館像を聞いた。
草間彌生の新作シリーズ「毎日愛について祈っている」を多角的に紐解く新たなシリーズ。その第一弾では、松本市美術館の学芸員で、20年以上にわたり草間芸術に向き合ってきた澁田見彰氏が執筆。草間彌生の故郷とのつながりを起点に、幼少期の体験から現在進行形の新作シリーズまで、草間の創作の軌跡をだどり、その深遠な芸術観と祈りを込めた作品の魅力に迫る。
人や植物などの「移動」をテーマに、写真や紙の積層を彫刻することで、時間と空間の多層的な探求を行ってきたアーティストデュオ、ネルホル。千葉市美術館での個展に際し、制作の方法論、写真と彫刻の関係、そして作品に潜む時間性について話を聞いた。
第82回ゴールデングローブ賞で作品賞、主演男優賞、監督賞に輝いた映画『ブルータリスト』。本作のキーとなる様々な家具や建築をデザインした美術監督ジュディ・ベッカーが、その背景を語る。
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年1月号の「ニューヨーク」では、ニューヨーク近代美術館で開催された「トーマス・シュッテ」展と、ケイト・ワーブル・ギャラリーの「クリストファー・チアパ:眺めのいい部屋」展を取り上げる。作家のアイデンティティを中心に据えた展覧会が常態化しているニューヨークで、新たな潮流が見え始めたのか。國上直子が考察する。
2025年1月29日、米国著作権局が「著作権とAIに関する報告書パート2」を公表した。2024年7月31日に公表されたデジタル・レプリカをテーマとしたパート1に引き続き、パート2では著作物性を取り上げている。この報告書のポイントとは?
ヴェルサイユ宮殿で、現代具象画家ギヨーム・ブレッソン(Guillaume Bresson)を招いた展覧会が開幕した。ブレッソンは1982年南仏トゥールーズ生まれ。米国ニューヨークを拠点に活動し、油絵の古典技法を追求した表現で社会の光と影を描く。西洋絵画の過去と現在のまなざしの交錯について、現地からリポートする。
森美術館で「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」展が6月8日まで開催中。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
東京・丸の内の三菱一号館美術館で、「異端の奇才―ビアズリー」が5月11日まで開催中。同展オリジナルグッズでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。