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第32回

ミカタがあれば民具はおもしろい。加藤幸治が語る「みんぱく創設50周年記念特別展『民具のミカタ博覧会』」と「ヴァナキュラー・比較文化論」

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第32回は、国立民族学博物館で開催中の「みんぱく創設50周年記念特別展『民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素』」と、武蔵野美術大学 美術館・図書館での共催企画展「ヴァナキュラー・比較文化論―国立民族学博物館・特別展サテライト展示―」(ともに〜6月3日)を取り上げる。様々な視点から民具を観察する「ミカタ」を提示する本展はどのようにつくられたのか? 本展監修者のひとりである加藤幸治が語る。

2025.5.3
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いくつ行ったことある? 一般入場ができる大学美術館・博物館まとめ

大学の研究資料やコレクションを所蔵している「大学美術館・博物館」。存在は知っているものの「行く機会があまりない」「そもそもキャンパス内に入っていいのだろうか」と入場することに躊躇った経験がある人も少なくないだろう。しかし、教育機関が所蔵するコレクションは学生のみならず、じつは社会人にとっても見ごたえのあるものばかりだ。本記事では大学が運営する「一般入場が可能な」美術館・博物館をピックアップして紹介する。※初稿は2023年9月30日。最終更新は2025年5月3日

2025.5.3
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森村泰昌とシンディ・シャーマン、仮装を通じたアイデンティティの探求

香港・西九龍文化区のM+で、森村泰昌とシンディ・シャーマンというふたりのアーティストの対話的展示「マスカレード」が5月5日まで開催中。「仮装」という芸術的戦略を通じて、アイデンティティ、メディア、文化の境界を探る本展をキュレーターの言葉とともに紹介する。

2025.5.2
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5月に見るべき展覧会ベスト11

2025年5月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

2025.5.1
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エルヴィン・ヴルム インタビュー。「私たちは皆、ある時代における、ある社会の生産物でしかない」

エルヴィン・ヴルムの美術館における日本初個展「エルヴィン・ヴルム 人のかたち」が、青森の十和田市現代美術館で開催されている。本展に際して来日したヴルムに、彫刻を通じて表現したいこと、そしてアートに対する考えについて話を聞いた。

2025.4.29