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第3回

文筆家・栖来ひかりが選ぶ、台湾の原住民族を知る5選。海からみる台湾──原住民族の表現がひらく、もうひとつの地図

映画や文学、音楽、アート、建築、そしてナイトカルチャー。日本とも深い関係をもちながら、独自の歴史と社会を背景に多様な表現を生み出してきた台湾を、いまの視点から読み解く。特集「コンテンツから知る台湾カルチャーの現在地」では、ひとつのジャンルに限定せず、作品や場所、文化的な実践を手がかりに台湾の現在地を紹介するシリーズを展開する。今回は「原住民族」をテーマに文筆家の栖来ひかりによる5選をお届け。

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[特別寄稿]山本浩貴:現代アートにおいて国旗を損壊することは何を意味するか──私が国旗損壊罪法に反対する理由

2026年8月に施行された「国旗損壊罪法」は、その内容から表現行為への萎縮効果が懸念されている。こうしたなか、今夏、高知県立美術館のコレクション展で柳幸典の《ヒノマル・イルミネーション》が展示された。文化研究の山本浩貴による本稿は、同作を出発点に、イギリスのブラック・アーティストの作品などを引きながら、現代アートの文脈から国旗損壊の意味を考察し、表現の可能性を狭める新法に対して連帯して反対の意を示す理由を記す。

2026.10.11
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ヘルナン・バス インタビュー。冴えないセールスマンたちの、一瞬の晴れ舞台を描く

マイアミを拠点に活動するヘルナン・バスの個展「TIME TO SHINE! (the salesmen)」が、11月11日まで、六本木のペロタン東京で開催中だ。東京での個展は8年ぶり。ヴェネチアで発表された、観光客を主人公とするシリーズ「The Visitors」(2026)に続き、本展ではセールスマンたちを描いた新作が並ぶ。アメリカ社会へのユーモラスなまなざしや、20年以上描きつづけてきた青年たちとクィアな感性について話を聞いた。

2026.10.10
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何を価値と呼ぶのか。「経済」の意味を問い直す、第18回リヨン・ビエンナーレ

お金だけが「経済」ではない。生産、交換、分配、ケア、そして人や物のあいだに生まれる関係まで──「経済」と「価値」の意味を問い直す、第18回リヨン・ビエンナーレが開幕した。2028年に開催されるマニフェスタの芸術監督にも指名されているキャサリン・ニコルズのキュレーションによる本展。その主要会場を現地からリポートする。会期は12月13日まで。

2026.10.8
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第8回

日常の視点で楽しむ古美術本に、山口汎一の私家版も。京都市立芸術大学から届いたブックリスト

全国の美大図書館から届いた選書を紹介する「美大図書館の書架をのぞく」シリーズ。アートをもっと知りたい、アートも本も好きな読者に向けた連載、第8回は京都府京都市にある「京都市立芸術大学」を取り上げる。同大学の図書館司書に選書してもらった。

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『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』塚本晋也監督インタビュー。映画は、戦争を拒む身体をつくることができる

『野火』(2014)、『斬、』(2018)、『ほかげ』(2023)などの作品を通じて、戦争が人間の身体と精神に残す傷を描いてきた塚本晋也監督。新作『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』(2026)は、ベトナム戦争で多くの人を殺害し、帰還後に生涯にわたって戦争PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんだ元米海兵隊員、アレン・ネルソンによる実話をもとに、加害者の視点から戦争とその後を描いた。7年に及ぶ制作期間のなかで湧き起こった、表現をめぐる葛藤や、戦争というテーマへの観念をライター/編集者の肥髙茉実が聞いた。

2026.10.5
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「Taiwan Pavilion」キュレーター・陳湘汶が語る光州ビエンナーレ「Instance Dungeons: Gray Zone」。情報とテクノロジー、現実の境界

韓国・光州で開催中の第16回光州ビエンナーレ。そのパビリオン・プロジェクトのひとつとして、「Taiwan Pavilion」による展覧会「Instance Dungeons: Gray Zone」が開催されている。キュレーターのひとり、陳湘汶(Chen Hsiang-Wen)にその構想を聞いた。

2026.10.4
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30代コレクター夫婦のコレクション展「22 COLLECTION by REN & KANA」が開催。2人に聞いたアートとともに日々を歩む楽しみ

30代の若手コレクター夫婦であるRENとKANA、両氏の現代美術コレクションを展示する「22 COLLECTION by REN & KANA」が、東京・渋谷のSPACE D9で10月5日まで開催されている。本展を紹介するとともに、2人にコレクションにかける思いについて聞いた。

2026.10.3
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第2回

菅井汲の絵画をもっと知るためのキーワード5つ

阪急電鉄のデザイナーとして働き、その後、パリを拠点に活躍した画家・菅井汲(1919〜96)。その画業の初期から晩年までを紹介する特別展「没後30年 菅井汲」(10月2日〜12月6日)が広島県立美術館で開催される。豊かなマチエールをもつ絵画から、明快な色彩と形態によるダイナミックな抽象絵画へと変遷した菅井の表現を、どのように読み解けばよいのだろうか。本稿では、美術批評家の沢山遼が5つのキーワードから、その作品世界を解説する。

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第1回

菅井汲とは何者だったのか。20世紀美術史研究・速水豊に聞く

戦後のパリで脚光を浴び、東洋的な情調を感じさせる抽象絵画や、徹底的にマチエールを排した幾何学的なスタイルなど、画風を果敢に変化させながら独自性を追い求めてきた画家・菅井汲(1919〜96)。その画業の初期から晩年までを紹介する特別展「没後30年 菅井汲」が広島県立美術館で開催される(10月2日〜12月6日)。菅井の生い立ちから人物像、絵画観、そしていま菅井作品と対峙する意義はどこにあるのか。三重県立美術館の館長であり、20世紀美術を専門とする速水豊による言葉で迫る。

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第20回

《太陽の塔》のミニチュアは自由に販売できるのか? 「美術」と「建築」で変わる著作権

岡本太郎の《太陽の塔》は、「美術の著作物」なのか、それとも「建築の著作物」なのか。著作権法では、作品がどの種類の著作物に当たるかによって、複製や販売、撮影、改変をめぐるルールが変わることがある。《太陽の塔》をはじめとするパブリック・アートを例に、作品を分類することの意味を弁護士・木村剛大が解説する。

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第2回

政治社会学者・前原志保が選ぶ、台湾の民主主義を知る5選。音楽からマンガ、シビックテックまで

映画や文学、音楽、アート、建築、そしてナイトカルチャー。日本とも深い関係を持ちながら、独自の歴史と社会を背景に多様な表現を生み出してきた台湾を、いまの視点から読み解く。特集「コンテンツから知る台湾カルチャーの現在地」では、ひとつのジャンルに限定せず、作品や場所、文化的な実践を手がかりに台湾の現在地を紹介するシリーズを展開する。今回は「民主主義」をテーマに、政治社会学者の前原志保による5選をお届け。