安野谷昌穂

　安野谷昌穂は1991年兵庫県生まれ。京都精華大学でデザインを、オランダのヘリット・リートフェルト・アカデミーでファインアートを学ぶ。作品は、ドローイング、コラージュ、スプレーペイントなど様々な技法を組み合わせ、直感や皮膚感覚、衝動、シュールさを表現している。ファッション、デザインの分野でも活動し、COMME des GARCONSやZUCCaなどとのコラボレーションワークを数多く手がけている。2016年には、デザイナーのテセウス・チャンとドイツのSTEIDL社が刊行したアートブック『STEIDL - WERK No. 23: MASAHO ANOTANI “DEFORMED”』でフィーチャーされた。近年の展覧会に、個展「おしずかに、光有故 / Border of Wonder, Disorder You Shine」（KOSAKU KANECHIKA、東京、2018）、グループ展「Vong Co RAHZI（ボン コ ラージ）」（BLUM & POE、東京、2019）などがある。