ARTISTS

大岡弘晃

Hiroaki Ooka

 大岡弘晃は1983年宮崎県生まれ。高校卒業後制作活動をスタートし、2009年に初個展を開催。影を使ったインスタレーションを中心に活動をしたのち、光を当てること、光そのものを作ることへ執着していることに気づき、表現を絵画に変え展示を開始。自分が作った光(色の束)に金彩を重ねる方法で過去の自分を救済できると信じ、精力的に絵画を描いている。また、石膏を使ったドローイング、滞在地の植物から色を抽出するカラーハントなど、その土地を表すことができる色や道具や技法を編み出して即興的に制作している。24年に「DEAN & DELUCA」のホリデーシーズンコラボレーションアーティストに抜擢される。主な個展に、「Pain, Pleasure, Ecstasy」(DIGINNER GALLERY、東京、2023)「yes,に光を重ねたら」、(宮崎県立美術館、2022)、「yes,」(宮崎県立美術館、2018)、グループ展に、「Daily Life2022」(CASICA、東京)など。「第1回みやざき総合美術展 自由表現部門」大賞(2021)、「チャレンジギャラリー」大賞(宮崎県立美術館、2017)受賞。作品は宮崎県庁、宮崎太陽銀行などに収蔵されている。