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蓮井幹生

Mikio Hasui

 蓮井幹生は1955年東京都生まれ。1984年から独学で写真を始め、88年の個展を機にアートディレクターから写真家へ転向。新潮社の雑誌『03』を始めとするカルチャー系エディトリアルシーンで著名人のポートレイト作品を発表し注目を集める。90年代から撮影が続く『PEACE LAND』は作家の世界観の中核を成す作品群であり、作品集の出版を通して継続的な発表が行われ、2009年にフランス国立図書館へ収蔵される。現在は、長野県茅野市を拠点に作品制作を行う。

近年の個展に、「読む写真とその周辺」(WHYNOT.TOKYO、2022)、「無常花」(WHYNOT.TOKYO、2021)、「For yesterday」(WHYNOT.TOKYO、2020)、「Hidden Landscapes」(WHYNOT.TOKYO、2020)、「光の画」(BOOK AND SONS、東京、2018)、「I'm thinking between the trees」(ライカギャラリー東京、2018)、「富士の息づかい」(キヤノンギャラリー、東京、2017)、企画展に、「Two Mountains Photography Project 3.0」(ILHAM、マレーシア、2018)、「PHOTOGRAPHY NOW」(THE BRICK LANE GALLERY、イギリス、2017)、「北大路魯山人の美 和食の達人」(京都国立近代美術館、2015)、「Two Mountains」(ホワイトボックスギャラリー、マレーシア、2014)など。

「APAアワード2019」美しい日本賞(2018)、「第67回日経広告賞」最優秀賞(2018)、「Spikes Asia」Silver Spike(2017)などを受賞。