ARTISTS
寺本明志
Akashi Teramoto
寺本明志は1992年神奈川県生まれ。2017年多摩美術大学大学院修了。現在は相模原市のスタジオArt space Kaikas’を拠点に活動する。絵画だけでなく、過去にはインスタレーションにも取り組み、空間を意識した展示方法や画面構成を試み続けている。近年の主要なモチーフとしてPatio(中庭)を外と内の境目がない中立なところとし、様々なもの・動物・人を描くことにより、統一性のないものが等価に描かれていく。先に描かれたものを足がかりに、次に描くものを考え、そこで起きる事象との関係性によって紡がれる。主な個展に、「鳥かごを抜ける水」(コート・ギャラリー国立、東京、2023)、「冒険と選択」(清須市はるひ美術館、愛知、2022)、「Patio」(Bambinart Gallery、東京、2022)、グループ展に、「In search of others」(KOTARO NUKAGA、東京、2022)、「隣り合わせ」(KATSUYA SUSUKI GALLERY、東京、2022)など。福沢一郎賞(2015)、FACE展2020入選、シェル美術賞2021入選、清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ審査員賞(2021)を受賞。