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松平莉奈

Rina Matsudaira

 松平莉奈は1989年兵庫県生まれ、京都府在住。日本画の領域で培われた技術や画材を咀嚼しながら、他者について想像することをひとつの主題とし、人物などを中心とする具象画を制作している。近年の主な個展に、「蛮」(KAHO GALLERY、京都、2023)、「うつしのならひ 絵描きとデジタルアーカイブ」(ロームシアター京都、2020)、「悪報をみる—『日本霊異記』を絵画化する—」(KAHO GALLERY、京都、2018)、グループ展に、「それを故郷とせよ(手が届く)」(TALION GALLERY、東京、2022)、「Slow Culture」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2021)、「ないじぇる共創ラボ展 時の束を披く 古典籍からうまれるアートと翻訳」(国文学研究資料館、東京、2021)など。京都府文化賞奨励賞(2020)、京都市芸術新人賞(2017)、VOCA展佳作賞(2015)受賞。