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O JUN

O JUN

1956年東京都出身。東京芸術大学大学院美術研究科油画専攻修士修了。見覚え・聞き覚えのあるような事象の断片を思わせる場面、記号化された図像、強い画面の余白、画面を縁取る重い鉄のフレームとガラス板などを作品の特徴とする。誘拐後、歩く練習としてのベッド上での足踏みしか許されないまま、9年間にわたって室内に監禁されていた2000年の新潟少女監禁事件が着想元となった《足踏み》(2013)。また、ある日、家の扉を開けた瞬間に鳩が飛び立ち、驚いた一瞬の光景を起点に、約2年間にわたってドローイング、水彩、ペインティング、版画などを制作した「飛び立つ鳩に、驚く私」シリーズなど、日々を発端とした作品を多数手がける。主な個展に「O JUN -描く児」(府中市美術館、2013年)、「O JUN展 まんまんちゃん、あん」(国際芸術センター青森、2016年)。これまで参加した主な展覧会に、O JUN×棚田康司展「鬩(せめぐ)」(伊丹市立美術館、2017年)、「みずのきとわたし O JUN 日比野克彦 中原浩大」(みずのき美術館、京都、2017年)など。