ARTISTS

関口恵美

Emi Sekiguchi

 関口恵美は1988年千葉県生まれ。2007年千葉県立松戸高等学校芸術科卒業。11年東北芸術工科大学芸術学部彫刻コース卒業。13年同大学大学院修士課程芸術文化専攻彫刻領域修了。20年10月から現在まで「D.B.Factory」にて彫刻家・大森暁生のアシスタントスタッフを務める。丸太の反っている形の中に子どもの立ち姿が見えたのをきっかけに、子ども(主に女の子)を彫る様になる。作中の手のない姿は言いたくても言えない心情を表し、そこに風が吹いている様な、誰かを待っている様な情景を落とし込んで制作に取り組んでいる。主な個展に、「クリティークシリーズ Vol.1 関口恵美/ともしびのうた」(船橋市民ギャラリー、千葉、2022)、「関口恵美 個展 -楽園の行方-」(MDP GALLERY、東京、2021)、「関口恵美 個展 -悲願の彼岸-」(ぎゃらりぃ朋、東京、2020)、グループ展に、「3331 ART FAIR 2022」(3331 Arts Chiyoda、東京)、「ART TAIPEI 台北國際藝術博覧會 2022」(世界貿易センター、台湾)、「三日月 -MIKAZUKI- 讃岐國分寺 大日如来制作プロジェクトで出会った作家たち」(AMMON TOKYO、東京、2022)など。