クララ・デジレ

　クララ・デジレは1978年フランス、ラ・ロシェル生まれ。日本のアニメ文化に傾倒し、キャラクターを自らの作品の中にグラフィティー・タッチで取り入れる手法を確立。ジャン=ミシェル・バスキアの原始的な制作スタイルを取り入れて、独特の世界観を創出している。近作では、繰り返し夢の中に現れる啓示的なキャラクターがランダムに記された言葉と共に描かれ、それは自身の居場所を確認するためのストーリーとなっている。主な個展に「不朽の女神 -Muse Incorruptible-」（Sho＋1、東京、2021）、「While Dreaming, Sounds My Loud and Wild Cry」（Hionas Gallery、ニューヨーク、2012）など。